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『異形の白昼』など

 おお、筒井康隆編『異形の白昼』がちくま文庫で再刊されますか! 恐怖小説の、まさに傑作アンソロジーです。面白かったなあ。収録タイトルを見ているだけでも、ぞくぞくします。まだ読んだことのない方は、ぜひ!
 以下の書影は立風書房(69)、立風書房(73/新装版)、集英社文庫(86)です。
異形の白昼(函).jpg 異形の白昼(ハードカバー).jpg 異形の白昼(文庫).jpg
 立風書房の筒井康隆編のアンソロジーといえば、第2弾の『12のアップルパイ』も大好きでした。こちらはユーモア小説のアンソロジー。特に巻頭の遠藤周作「初春夢の宝船」は強く印象に残っています。なんと、大好きな映画『ミクロの決死圏』のパロディなんですよ。ほんと、大笑いしました。
 以下の書影は立風書房(70)、集英社文庫(87)です。立風書房では新装版も出ているようですが、うちにはありません。
12のアップルパイ(ハードカバー).jpg 12のアップルパイ(文庫).jpg
 あのころ立風書房では同種のアンソロジーを数多く出していました。上の2冊以外で私のお勧めは、吉行淳之介編『奇妙な味の小説』です。これも、まだお読みでなかったら、ぜひ。
 以下の書影は立風書房(70)、立風書房(74?/新装版)、中公文庫(88)です。
奇妙な味の小説(函).jpg 奇妙な味の小説(ハードカバー).jpg 奇妙な味の小説(文庫).jpg
 好きな本はいろいろなバージョンを買ってしまうという悪い癖があります。拙ブログの読者でしたら、けっこうな割合で「わかるわかる」と頷いてくれるのではないかと思っているのですが、さて……。
『異形の白昼』ちくま文庫版は――さすがに新刊では買わないだろうけれど、古本で安く売っていたら……(苦笑)。
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