映画『鳥』
こんな惹句を目にしたら、ヒッチコック『鳥』のリメイクかと思ってしまうのですよ。で、観たくなってしまうのですよ。>映画『鳥』(2006年/ドイツ映画)
いやまあ、中古DVDが超格安で売られていたわけで、不安はあったのです。でも、この値段なら騙されてもいいか(笑)と購入。昨夜、観ました。
結果、あはは、見事に騙されました。つまらないことはなく、けっこう楽しめましたが、ヒッチコック『鳥』にはとうてい及びませんし、どう考えてもリメイクではありません。というか、この映画、原題は『烏(カラス)』ではないですか(笑)。
一夜明け――
無性にヒッチコック『鳥』を観たくなり、レンタルビデオショップで借りることにしました。こんな名作、どこの店にも置いてあるだろうと思っていたのですが……。
とりあえずは最寄りの、全国にチェーン店を持つGへ。ざっと店内を見回しても見当たらず、店員に在庫検索を頼みました。え? 置いてない? 『鳥』に限らず、ヒッチコックの作品は1本もない? 目が点になりました。
信じられない思いに陥りつつも、引き続き、やはり全国にチェーン店を持つTへ。Gの件もあるので、まずは店員に「ヒッチコックの『鳥』は置いてますか?」と在庫検索を依頼。しばらくして、「そういう映画は在庫ありません」。う~む、残念。ところが……。
せっかく店に来たのだからと店内を歩き回っていましたら、あるではないですか。>ヒッチコック『鳥』
いやまあ確かに『ヒッチコックの鳥』ではなく、『鳥』ですけどね。ビデオショップ店員がヒッチコックの『鳥』を知らないのでしょうか。――ボーゼンでありました。
ともあれ借りて帰り、ヒッチコック『鳥』を鑑賞。よく覚えていませんが、この映画を観るのは35年ぶりくらいでしょうか。印象に残っている通り、傑作! 面白い! 半世紀前の映画ということに想いを馳せると、感動すら覚えます。
パチモン『鳥』のDVDジャケットの惹句を修正しちゃいましょう(笑)。
2013-03-21 23:42
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