眉村卓の文庫本
アマゾンで眉村卓の文庫本(古本)を検索して、「げげっ」となりました。
著名作家の文庫本って、ちょっと古め、かつ大手で出版されたものならば、アマゾンではおおむね1円(+送料250円)で出品されているという認識があります。もちろん眉村卓もその例に漏れません。
ところが、決して少なくはない数の文庫本が信じられないような値段で出品されているのですね。古い児童書とか、そんなのなら高額なのもわかりますよ。しかし、1980年ごろの集英社文庫とか角川文庫とか、確かに最近はあまり見なくなりましたけれど、ブックオフなどのチェーン古書店でも、数年前まではしょっちゅう目にしていたような気がするんですが……。
眉村卓の文庫本のうち、アマゾンの最低出品価格の高値トップ10を抜き出してみました。自慢にもなりませんけれど、ほとんどは私、持っています。
①21000円『幻覚のメロディ』集英社文庫(81)*選
②21000円『還らざる城』旺文社/中学生・高校生必読名作シリーズ(88)
一見、旺文社文庫に見えるけど、実は違う「中学生・高校生必読名作シリーズ」。これは持っていません。書影は旺文社文庫(83)です。
③3880円『EXPO'87』角川文庫(78)
④3499円『産業士官候補生』角川文庫(78)
⑤2899円『産業士官候補生』ハヤカワJA文庫(74)
⑥2196円『影の影』ハヤカワ文庫JA(77)
⑦1974円『魔性の町』講談社文庫(95)
そもそも、この本をアマゾン検索していて、その値段に驚いたのでした。
⑧1850円『天才はつくられる』角川文庫(80)
⑨1149円『なぞの転校生』秋元文庫(80)
この本は持っていません。書影は、私が所有している秋元文庫の眉村卓、全冊(の背)です。
⑩1000円『通りすぎた奴』角川文庫(81)
このあたりの本は、ちょっと熱心なSFファンなら、ほとんどの方が持っているのではないでしょうか。眉村ファンでしたら、なおさら。
眉村ファンとして、それだけの評価をされていることを喜ぶべきかもしれませんし、アマゾンの出品価格=売れる価格ではないと承知していますが、それにしても……。
著名作家の文庫本って、ちょっと古め、かつ大手で出版されたものならば、アマゾンではおおむね1円(+送料250円)で出品されているという認識があります。もちろん眉村卓もその例に漏れません。
ところが、決して少なくはない数の文庫本が信じられないような値段で出品されているのですね。古い児童書とか、そんなのなら高額なのもわかりますよ。しかし、1980年ごろの集英社文庫とか角川文庫とか、確かに最近はあまり見なくなりましたけれど、ブックオフなどのチェーン古書店でも、数年前まではしょっちゅう目にしていたような気がするんですが……。
眉村卓の文庫本のうち、アマゾンの最低出品価格の高値トップ10を抜き出してみました。自慢にもなりませんけれど、ほとんどは私、持っています。
①21000円『幻覚のメロディ』集英社文庫(81)*選
②21000円『還らざる城』旺文社/中学生・高校生必読名作シリーズ(88)
一見、旺文社文庫に見えるけど、実は違う「中学生・高校生必読名作シリーズ」。これは持っていません。書影は旺文社文庫(83)です。
③3880円『EXPO'87』角川文庫(78)
④3499円『産業士官候補生』角川文庫(78)
⑤2899円『産業士官候補生』ハヤカワJA文庫(74)
⑥2196円『影の影』ハヤカワ文庫JA(77)
⑦1974円『魔性の町』講談社文庫(95)
そもそも、この本をアマゾン検索していて、その値段に驚いたのでした。
⑧1850円『天才はつくられる』角川文庫(80)
⑨1149円『なぞの転校生』秋元文庫(80)
この本は持っていません。書影は、私が所有している秋元文庫の眉村卓、全冊(の背)です。
⑩1000円『通りすぎた奴』角川文庫(81)
このあたりの本は、ちょっと熱心なSFファンなら、ほとんどの方が持っているのではないでしょうか。眉村ファンでしたら、なおさら。
眉村ファンとして、それだけの評価をされていることを喜ぶべきかもしれませんし、アマゾンの出品価格=売れる価格ではないと承知していますが、それにしても……。
2013-03-02 19:01
コメント(6)
私が古書店主だったら、『ながいながい午睡』に最も高値をつけますけどねえ(^^;
by 大熊宏俊 (2013-03-02 20:01)
あ、いや、これは文庫本限定の高値リスト(ただし、アマゾンの)ですから。
試しに『ながいながい午睡』をアマゾン検索してみましたら……ありゃ、ヒットしませんね(笑)。
文庫本限定でなければ、やはり高く売れるのは古い児童書でしょうねえ。これはもうアマゾンに限らず、どうしようもなく高いです。
アマゾンで遊んでいて、ついポチッとしてしまいました。
by 高井 信 (2013-03-02 20:33)
あ、失礼しました。
ちなみにスーパー源氏を試しましたがヒットしませんでした。
私は一度だけ(高校時代に)見たことがあって、カバー欠でしたが、もちろんゲットしました。80円でした(笑)
by 大熊宏俊 (2013-03-02 21:02)
>ちなみにスーパー源氏を試しましたがヒットしませんでした。
へえ。ということで、「日本の古本屋」検索。あら、ここもヒットせず。レアなんでしょうかねえ。
私はこの本とは縁があるのか、いまは1冊だけですが、最大時には手元に3冊あったことがあります。うち1冊は確か眉村さんに進呈したような……。
>カバー欠でしたが、もちろんゲットしました。80円でした(笑)
そりゃ安い。
カバーと帯、スキャンしてお送りします。サイズ合わせて印刷すれば……。
by 高井 信 (2013-03-02 21:39)
実家を出て一人暮らしをはじめたとき、かなり多くの本を古本屋に持っていってしまいました。
確か、ダンボール箱1箱が2~300円しかならなかったような記憶があります。
眉村さんは高校の先輩でもある(『とらえられたスクールバス』が出された頃、なぜか高校の食堂でお昼を食べられてたことがあり、少しお話させていただいたことがあります)のでかなりの本を持ってたのに・・・
すっごく残念です。
by 橋本喬木 (2013-03-03 12:58)
>確か、ダンボール箱1箱が2~300円しかならなかったような記憶があります。
いまでも、売ったら1冊5円とか10円とか、あるいは買い取ってもらえないか、そんなもんだと思いますよ。
それにしても、眉村さんの後輩でしたか。なんだか羨ましいです。
by 高井 信 (2013-03-03 16:43)