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ファンジンのレプリカ

 SFファンジンって、発行されたときに買っておかないと、あとで入手しようとしても極めて困難であることが多いです。ただ、商業出版物と違って、印刷や造本はそんなに凝っていないため、多くの場合、現物(あるいは画像データ)があれば、レプリカは容易に作れます。
 初めてファンジンのレプリカを作ったのは、1年くらい前だと思います。
「S-Fマカシテ」てんたくるず別冊/九州SFクラブ/1965年8月発行
 こんなパロディ誌、大好きなんですよね。深く考えることもなく、作ってみようかな、と。全ページを印刷してホチキスで留めただけですが、それなりの雰囲気は出ています。
 2冊目は――
「星新一氏健筆25周年記念号 ☆1957年→1982年☆」星新一氏健筆25周年を祝う会/1982年9月11日発行
 これを作ったのは今年の夏だったでしょうか。
 新聞や雑誌のスクラップを中心に構成されています。ショートショート研究の資料として貴重な1冊です。
SFマカシテ.jpg 星新一氏健筆25周年.jpg チャチャ・ヤング.jpg
 そして3冊目は――
 眉村卓編「チャチャ・ヤング=ショート・ショート」1971-№2/MBS チャチャ・ヤング/1971年11月1日発行
 これを作ったのは昨夜です。衆院選の開票速報を横目で見ながら(笑)。
 このブログでも何度か書いていますが、私の永遠の探求書の1冊です。ファンジンとは少し違いますが、似たようなものでしょう。レプリカとはいえ、やはり紙の冊子はいいですね。
 現物を手にしたことはないんですが、かなり近い体裁に仕上がったのではないかと思っています。
 第1号の画像データも、あることはあるんですが、ちょっとした問題があって、これでレプリカを作る気にはなれません。今後の課題に。

【追記】
 大熊宏俊さんに第1号のスキャンをお願いしたところ、あっという間に画像データが送られてきました。あまりの電光石火ぶりにびっくりです。
 で、私もすぐに印刷&製本しました。出来は満足。知らない人が見たら、これをオリジナルと思ってしまうかも(笑)。
 ともあれ、これで「チャチャ・ヤング=ショート・ショート」2冊が(レプリカなれど)揃いました。嬉しいです。
 大熊さん、ありがとうございました。

 ふと思い立って、「チャチャ・ヤング=ショート・ショート」2冊と「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」創刊準備号を並べてみました。
チャチャヤング3冊.jpg
 来年の「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」創刊号は何色でしょうか?
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