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「オルラ」

 私はツイッターには登録していないし、読みに行くことも滅多にないんですが、例外として北原尚彦さんのところだけは、ほとんど毎日覗いています。
 いま、読みに行きましたら――

神田の古書即売会「書窓展」、あきつ書店の棚で『西洋幽霊の話』という明治時代の英和対訳本を購入。モーパッサンの「オルラ」の古い訳でした。これが初訳だったりするのかなあ。
モーパッサン翻訳史に詳しい方、ご教示よろしくお願いします。

翻訳と歴史.jpg へえ。知らんけど、ちょっと調べてみようか。――と、「翻訳と歴史」22・23合併号(2004年9月/ナダ出版センター)を手に取りました。この号はモーパッサン特集で、(数多く翻訳されている作品限定ですが)詳細な翻訳書誌が掲載されているのです。
「オルラ」が載ってないわけがないだろう。
 と、ぱらぱら。
 もちろん、ありました。最も古い邦訳は――
>明治38年1月 有耶無耶の記 内田魯庵訳 学燈(~3月、6月)
 だそうです。
 お役に立てましたでしょうか。――って、ほとんどメールですな(笑)。

【追記】
 うちにあるモーパッサンの古い本はここに書きました。
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