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「アルコン」

 お馴染み大熊宏俊さんのところでガリ版刷りの話題があり、私もコメントを寄せました。
 そのコメントで――
> 私が初めて作ったファンジンは、当然のことながらガリ版刷りでした。
>1974年9月10日発行の『ペルシダー・グロッサリー』です。
 と書いたのですが、大熊さんのレス・コメントに――
>切ったのは私ではなく、クラスメートの女の子に頼みました。
 と書かれているのを読んで、そういえば……と思い出しました。
 高校時代、私のメイン部活動は柔道部でしたが、クラスメートで同じく柔道部員のNくんが理科部の部長だった関係で、理科部(の地学班)にも中途半端に在籍していました。
 全く覚えていませんけれど、「会誌を出そうよ。ガリ版の輪転機は使えるし」なんて、私がNくんに提案したんでしょうね。理科部地学班で会誌を出すことになりました。
「アルコン」創刊号/1974年7月20日発行
 おお、『ペルシダー・グロッサリー』の2ヶ月前ではないですか。個人誌でしたら『ペルシダー・グロッサリー』が最初ですが、いわゆる会誌でしたら、これが最初ですね。
 うちにあるのは――
・第2号/1974年9月30日発行
・第3号/1975年2月17日発行
・第4号/発行日不記載
 ここまでです。完全に私の主導で始め、徐々に役割分担ができていったように記憶しています。第4号では、ほとんど私は関知していません(寄稿はしていますが)。
創刊号.jpg 第2号.jpg 第3号.jpg 第4号.jpg
 どんなことを書いていたのか。以下、おもなタイトルを挙げます。
・FRED-HOYLE THE AUTHOR
・“重力列車”徹底研究
・“重力カタパルト”徹底研究
・ケプラーの夢
・洞窟の生物
ディメンシア博士の相対性理論的冗談物理学講座
・恐竜のコト
・天文ファンへ ―SFのすすめ―
 とまあ、こんな感じです(いずれも無署名)。
 自分でもガリ切りをしましたが、字のうまい女子(非部員)にもお願いしました。
 下の画像は、左がクラスの女子に頼んだもの、右が私の手書きです(クリックで拡大)。いやあ、全然違いますね(苦笑)。
フレッド・ホイル.jpg 洞窟の生物.jpg
 いろいろと書き散らしましたが、最も気に入っているのは「ディメンシア博士の相対性理論的冗談物理学講座」です(第3号に掲載)。全文をご覧に入れましょう。「FRED-HOYLE THE AUTHOR」とは別の女子にガリ切りをお願いしたようです。
1ページ.jpg 2ページ.jpg
3ページ.jpg 4ページ.jpg
5ページ.jpg 6ページ.jpg
7ページ.jpg 8ページ.jpg
9ページ.jpg
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