『新世界ルルー』
手塚治虫『新世界ルルー』角川文庫(95)を読みました。この記事のコメントで喜多哲士さんが教えてくれた作品です。
ほんと、前半は『巌窟王』(マンガのなかでは『岩窟王』)ですね。しかし、ドン・ナ・モンデスが主人公かと思いきや、途中で死んでしまい、あれよあれよと『ふしぎな少年』のように……(笑)。前半と後半が乖離していて、そのあたりは首を傾げてしまいますが、それを差し引いても面白かったです。
楽しい作品をご紹介いただき、ありがとうございました。>喜多さん
この本には表題作以外に「タイガー博士」と「月世界紳士」が収録されています。「月世界紳士」は別バージョンを読んだことがありますが、「タイガー博士」は初読です。
袖の紹介文から抜粋しますと――
>日本からやってきた野球チーム“タイガース”対魔法野球戦を描いた「タイガー博士」
ははは。もろに(タイガース命の)喜多さん向けですね(笑)。これも面白かったです。
ほんと、前半は『巌窟王』(マンガのなかでは『岩窟王』)ですね。しかし、ドン・ナ・モンデスが主人公かと思いきや、途中で死んでしまい、あれよあれよと『ふしぎな少年』のように……(笑)。前半と後半が乖離していて、そのあたりは首を傾げてしまいますが、それを差し引いても面白かったです。
楽しい作品をご紹介いただき、ありがとうございました。>喜多さん
この本には表題作以外に「タイガー博士」と「月世界紳士」が収録されています。「月世界紳士」は別バージョンを読んだことがありますが、「タイガー博士」は初読です。
袖の紹介文から抜粋しますと――
>日本からやってきた野球チーム“タイガース”対魔法野球戦を描いた「タイガー博士」
ははは。もろに(タイガース命の)喜多さん向けですね(笑)。これも面白かったです。
2012-01-28 23:42
コメント(2)
またまた喜んでいただき、嬉しく思います。
「タイガー博士」は年末に阪神百貨店で行われた「手塚治虫展」でも、手塚さんが描かれた「タイガース優勝記念イラスト」とともに紹介されていました。
手塚さんは野球ファンというほどではなかったようですが、1960年代に描かれた「ケン1探偵長」に阪神タイガースの試合を出したり、好きなプロ野球チームはという質問に「大阪出身なので阪神ファンです」と答えたりしています。
だから「タイガー博士」のチームが「タイガース」なのかどうか、関連性は薄いみたいですけどね。
by t-kita (2012-01-29 23:18)
『巌窟王』ファンとしてはチェックしておくべき作品でした。情報に感謝!
これからもよろしくお願いしますね。
by 高井 信 (2012-01-30 09:25)