SSブログ

『秘書綺譚』ほか

 街なかの新刊書店に行ってきました。雑誌やコミックがメインではない書店に行くのは久しぶりです。
秘書綺譚.jpg 書店に足を踏み入れ、まずはブラックウッド『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』光文社古典新訳文庫(12)を手に取りました。
 昨年7月13日の記事で――
> 新刊書店に行ってきました。最大の目的は光文社古典新訳
>文庫の新刊『ブラックウッド短編集』(7月12日発売予定)だった
>のですが、見当たらず……。
 と書きました。半年遅れで、ようやく発売。待ってたよ~。(ブラックウッドの短編集リストはここ

 そういえば買ってなかったな――と、高野史緒編『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』東京創元社(11)も買いました。発売前から楽しみにしていたんですが、ほかに読む本がたくさんあったりして、買うのを忘れていたんですよね(苦笑)。
 あ、そうそう。昨年7月25日の記事「ロシア・ソビエト・東欧SFのアンソロジー」で思いつくままにアンソロジーを挙げましたが、重要な2冊を失念していました。ここで補足しておきます。
◎ダルコ・スーヴィン編『遥かな世界 果しなき海』早川書房・海外SFノヴェルズ(79)
◎F・ロッテンシュタイナー編『異邦からの眺め』ハヤカワ文庫SF(81)
時間はだれも待ってくれない.jpg 遥かな世界果しなき海.jpg 異邦からの眺め.jpg
サイン.jpg うわあ、懐かしいなあ――と、『鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一傑作選Ⅰ』『殺人者の空 山野浩一傑作選Ⅱ』創元SF文庫(11)も購入。山野浩一の短編、けっこう好きなんですよね。寡作なのが実に残念。
『鳥はいまどこを飛ぶか』の「著者あとがき」に――
>Ⅰ・Ⅱで私の短中篇の大半を読むことができる。
 絶句……。
 2冊とも過去に同タイトルの作品集が出ていますが、収録作品は全く違います。
『鳥はいまどこを飛ぶか』ハヤカワSFシリーズ(71)/ハヤカワ文庫JA(75)*文庫版は4編割愛
『殺人者の空』仮面社(76)*右上のサインは、この本にいただいたもの。私にとって、お宝です。
鳥はいまどこを飛ぶか.jpg 殺人者の空.jpg 鳥はいまどこを飛ぶか(HSFS).jpg 殺人者の空(仮面社).jpg
 面白そうだなあ――と、東野圭吾『歪笑小説』集英社文庫(12)も買いました。
 帯を大きくアップしておきます。こんなの、好きですねえ。
歪笑小説.jpg 帯.JPG
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。