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映画『透明人間』

 昨年12月25日の記事「映画『マタンゴ』」に藤浦正暢さんから、
>東宝の恐怖の変身人間シリーズ「美女と液体人間」「電送人間」「ガス人間第一号」
>プラス「透明人間」(これに「マタンゴ」を加える場合もあるそうです)
 とのコメントをいただき、
>『透明人間』は観てないような気がします。観なきゃ。
 とレスをしました。
 ふだん利用しているレンタルビデオショップ(複数)をチェックしたのですが、どこにも置いていません。
 う~~~ん。このシリーズ、大好きなんだよなあ。観ていない作品があるのは悔しいなあ。
 仕方なく、『東宝特撮映画DVDコレクション55 透明人間』デアゴスティーニ(11)を買いました。(下の写真は函、冊子、DVD)
函.jpg 冊子.jpg DVD.jpg
 冊子を見ると、昭和29年12月29日公開とか。かの『ゴジラ』と同年の公開です。ちなみに、ほかの4本は――
『美女と液体人間』昭和33年6月24日公開
『電送人間』昭和35年4月10日公開
『ガス人間第一号』昭和35年12月11日公開
『マタンゴ』昭和38年8月11日公開
 つまり『透明人間』はこれらの先駆的作品なんですね。
 期待以上、とは言いませんが、期待を裏切らない面白さではありました。透明人間を演出する特撮はまさに知恵と工夫の賜物で、実に素晴らしいです。なんと言っても昭和29年の映画ですからね。満足!
 藤浦さん、ありがとうございました。

 透明人間を題材にした映画は昔から数多く作られていて、私もけっこう観ています。比較的最近の映画では、『インビジブル』『インビジブル2』が面白かったです。
インビジブル.jpg インビジブル2.jpg
コメント(2) 

コメント 2

藤浦正暢

この作品みられましたか。私は記述したオールナイトで一度しか見ておりません。透明人間がオートバイで走るシーンが記憶にあるのみです。
前から引っ張っているロープと自転車の補助輪みたいなのが丸見えだったような・・・。
by 藤浦正暢 (2012-01-15 23:01) 

高井 信

 ええ、丸見えでした。>補助輪(笑)
 冊子の「川北紘一監督に訊く」によりますと――
>当初、円谷監督は特殊なジャイロスコープを設置して二輪の
>スクーターを自走させようと考えていたようです。結局は
>目立たない補助輪をつけ、2台の車からワイヤーによる操演を
>行って撮影しています。
 とのこと。補助輪は目立っていましたが、ワイヤーは気がつきませんでした。
by 高井 信 (2012-01-15 23:28) 

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