SSブログ

「EQMM」31号

「エラリイクイーンズミステリマガジン」31号(1959年1月号)といえば……。
 都筑道夫がフレドリック・ブラウンのショートショート「模範的殺人法」を訳載。「舶来小咄由来」と題する解説で、「こうしたごく短い作品を,アメリカではショート・ショートと呼んでいる」と……。(拙著『ショートショートの世界』62~63ページ参照)
EQMM31.jpg これが日本におけるショートショートという名称の初紹介ではないのですけれど(この記事とかこの記事参照)、日本ショートショート史において非常に重要な一文であることは確かでしょう。
「エラリイクイーンズミステリマガジン」には帯が付いている号もあるという話は聞いていましたが、創刊当初の数号だけだろうと思っていました。まさかこの31号にも帯が付いていたとは……。
 古書店で見かけて「うほほ」と思わず声を漏らし、帯付だからと言って特にプレミアが付いているわけでもないことに感謝しつつ、買っちゃいました。
 珍しいと思いますので、書影を掲載します。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。