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映画『ブラインドネス』

 映画『ブラインドネス』を観ました。はたと気づくと、映画を観るのはちょっぴり久しぶりです。
 ジャケット表には、タイトルよりも大きな文字で「全世界、失明。」とあり、裏には――
>謎の伝染病により視力を失った人間たちは、
ブラインドネス.jpg>やがてその本性を曝け出してゆく――。
 こんなのを読むと、どうしてもトリフィドを思い出してしまいます。
 過大な期待は禁物と心に言い聞かせながら鑑賞。
 なるほど、TVドラマ『デイ・オブ・ザ・トリフィド』からトリフィドを抜くと、『ブラインドネス』になるわけですね(笑)。トリフィドの脅威がない分、緊迫感は薄れますし、ラストは今ひとつですが、それでも充分に楽しめました。
 ふと思い返せば――
地球最後の男 オメガマン』-ヴァンパイア=『地球最後の女』
 この関係に似ていますが、映画の出来は『地球最後の女』よりも『ブラインドネス』が圧倒的に上と思います。


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