星新一のノンフィクション
「星新一公式サイト」より――
>国際エミー賞を受賞したNHK「星新一ショートショート特集」の再放送が決まりました。
>12月28日夜11時45分より総合テレビ。
>新作6話を含めた「星新一ショートショートスペシャル」は、1月2日夜11時10分より
>NHK総合テレビで放送になります。
新作6話ですか。これは楽しみですねえ。録画予約を忘れないようにしないと。
ということで――
毎度のことながら、何が「ということで」なのかわかりませんが、今日は昨日の眉村卓に続いて、星新一のエッセイ集リストを掲載しようと思い立ちました。ショートショートの収録されたエッセイ集もありますし、星新一ならではの“ものの見方”はショートショートに通ずるものがあります。
そう思ってリストアップを始めたのですが、エッセイではないノンフィクションの著作(科学解説書や伝記など)も多く、取捨選択に迷ってしまいました。――ならば、ノンフィクション・リストにしてしまおう。
そんなわけで、星新一のノンフィクション・リストです。
『生命のふしぎ』新潮社・少国民の科学(59)
書影は11月29日の記事「少国民の科学」に。
『人民は強し 官吏は弱し』文藝春秋(67)/角川文庫(71)/新潮社・星新一の作品集(75)/新潮文庫(78)
『進化した猿たち』早川書房(68)
『新・進化した猿たち』早川書房(71)
この2冊は、文庫化――ハヤカワ文庫JA(75)/新潮文庫(82)にあたって再編集され、3分冊になっています。
『きまぐれ星のメモ』読売新聞社(68)/角川文庫(71)
読売新聞社版にはショートショート3編も収録。角川文庫版では割愛。
『きまぐれ博物誌』河出書房新社(71)/『きまぐれ博物誌』『きまぐれ博物誌・続』角川文庫(76)*2分冊
確かショートショートも紛れ込んでいたと記憶しています。きっちりと確認すべきところですが、ずっとペンディング。すみません。
『祖父・小金井良精の記』河出書房新社(74)/新潮社・星新一の作品集(75)/河出文庫(04)*2分冊
『星新一の作品集8 人民は弱し 官吏は強し 自選エッセイ』新潮社(75)
「自選エッセイ」には『きまぐれ星のメモ』『きまぐれ博物誌』より選んだ79編を収録。
『明治・父・アメリカ』筑摩書房(75)/新潮文庫(78)
『きまぐれ暦』河出書房新社(75)/新潮文庫(79)
『きまぐれ体験紀行』講談社(78)/講談社文庫(81)/角川文庫(85)
『明治の人物誌』新潮社(78)/新潮文庫(98)
『できそこない博物館』徳間書店(79)/徳間文庫(81)/新潮文庫(85)
『きまぐれフレンドシップ』奇想天外社(80)/集英社文庫(85、86)*2分冊/新潮文庫(89)*2分冊
文庫化にあたっては、追加や割愛が行なわれています。
『きまぐれ読書メモ』有楽出版社(81)
『きまぐれエトセトラ』講談社(83)/角川文庫(86)
『あれこれ好奇心』角川書店(86)/角川文庫(88)
『きまぐれ学問所』角川文庫(89)
『きまぐれ遊歩道』新潮社(90)/新潮文庫(95)
『夜明けあと』新潮社(91)/新潮文庫(96)
新井素子編『ほしのはじまり 決定版 星新一ショートショート』角川書店(07)には〈星新一の作品集(全18巻)〉の月報「星くずのかご」に連載されていたエッセイが収録されています。これは単行本初収録です。
最後に、星新一の著作ではありませんが、珍しい本を紹介しておきます。
私家版の『小金井氏家譜』――タイプ印刷90ページです。これは星さんにいただきました。
星新一のリストを掲載するのは、「星新一の自選集」「星新一の短編集」に続いて、これが3回目でしょうか。いささか記憶が曖昧になりつつあります。
>国際エミー賞を受賞したNHK「星新一ショートショート特集」の再放送が決まりました。
>12月28日夜11時45分より総合テレビ。
>新作6話を含めた「星新一ショートショートスペシャル」は、1月2日夜11時10分より
>NHK総合テレビで放送になります。
新作6話ですか。これは楽しみですねえ。録画予約を忘れないようにしないと。
ということで――
毎度のことながら、何が「ということで」なのかわかりませんが、今日は昨日の眉村卓に続いて、星新一のエッセイ集リストを掲載しようと思い立ちました。ショートショートの収録されたエッセイ集もありますし、星新一ならではの“ものの見方”はショートショートに通ずるものがあります。
そう思ってリストアップを始めたのですが、エッセイではないノンフィクションの著作(科学解説書や伝記など)も多く、取捨選択に迷ってしまいました。――ならば、ノンフィクション・リストにしてしまおう。
そんなわけで、星新一のノンフィクション・リストです。
『生命のふしぎ』新潮社・少国民の科学(59)
書影は11月29日の記事「少国民の科学」に。
『人民は強し 官吏は弱し』文藝春秋(67)/角川文庫(71)/新潮社・星新一の作品集(75)/新潮文庫(78)
『進化した猿たち』早川書房(68)
『新・進化した猿たち』早川書房(71)
この2冊は、文庫化――ハヤカワ文庫JA(75)/新潮文庫(82)にあたって再編集され、3分冊になっています。
『きまぐれ星のメモ』読売新聞社(68)/角川文庫(71)
読売新聞社版にはショートショート3編も収録。角川文庫版では割愛。
『きまぐれ博物誌』河出書房新社(71)/『きまぐれ博物誌』『きまぐれ博物誌・続』角川文庫(76)*2分冊
確かショートショートも紛れ込んでいたと記憶しています。きっちりと確認すべきところですが、ずっとペンディング。すみません。
『祖父・小金井良精の記』河出書房新社(74)/新潮社・星新一の作品集(75)/河出文庫(04)*2分冊
『星新一の作品集8 人民は弱し 官吏は強し 自選エッセイ』新潮社(75)
「自選エッセイ」には『きまぐれ星のメモ』『きまぐれ博物誌』より選んだ79編を収録。
『明治・父・アメリカ』筑摩書房(75)/新潮文庫(78)
『きまぐれ暦』河出書房新社(75)/新潮文庫(79)
『きまぐれ体験紀行』講談社(78)/講談社文庫(81)/角川文庫(85)
『明治の人物誌』新潮社(78)/新潮文庫(98)
『できそこない博物館』徳間書店(79)/徳間文庫(81)/新潮文庫(85)
『きまぐれフレンドシップ』奇想天外社(80)/集英社文庫(85、86)*2分冊/新潮文庫(89)*2分冊
文庫化にあたっては、追加や割愛が行なわれています。
『きまぐれ読書メモ』有楽出版社(81)
『きまぐれエトセトラ』講談社(83)/角川文庫(86)
『あれこれ好奇心』角川書店(86)/角川文庫(88)
『きまぐれ学問所』角川文庫(89)
『きまぐれ遊歩道』新潮社(90)/新潮文庫(95)
『夜明けあと』新潮社(91)/新潮文庫(96)
新井素子編『ほしのはじまり 決定版 星新一ショートショート』角川書店(07)には〈星新一の作品集(全18巻)〉の月報「星くずのかご」に連載されていたエッセイが収録されています。これは単行本初収録です。
最後に、星新一の著作ではありませんが、珍しい本を紹介しておきます。
私家版の『小金井氏家譜』――タイプ印刷90ページです。これは星さんにいただきました。
星新一のリストを掲載するのは、「星新一の自選集」「星新一の短編集」に続いて、これが3回目でしょうか。いささか記憶が曖昧になりつつあります。
2009-12-14 11:11
コメント(2)
星新一、随筆集「きまぐれ博物誌」(二分冊)に収められている短編小説。
「小さな地球」
「公害・十年後の東京」
「せまいながらも(空間の多重利用について)」
「三億円の犯人」
「未来のあなた」
「宅地造成宇宙版」
「狐のためいき」のような解説付き作品と考えれば、作品集「白い服の男」に収められた「老人と孫」の原型になった、「四角い宇宙」もあります。
作品集「気まぐれスターダスト」が出た時には、
「続刊には、こんな作品も収めて下さい」
と、出版元の出版芸術社に、すぐにお便りしたものです。
その時には、
「きょうはマコちゃんとデイトです」(http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2011-05-06#comments )
についても書きましたが、私も後に、作品集「どんぐり民話館」に収められているのを知りました。
この題名については、私は特に、「デート」と書かずに「デイト」と書くあたりに、
「星先生らしさ」
を感じていて、感じ方は、人それぞれなのだなと思いました。
by 橘まるみ (2011-06-14 00:18)
おお。こんなに創作が収録されていましたか。>『きまぐれ博物誌』
情報、感謝です。
by 高井 信 (2011-06-14 06:48)