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イギリスTVドラマ『小公女 A LITTLE PRINCESS』

 イギリスのTVドラマ『小公女 A LITTLE PRINCESS』(1986年)を観ました。150分。
 これはいいですねえ。『小公女』の魅力を余すところなく詰めこんでいると思いました。
 TVアニメ『小公女セーラ』はすごく面白かったのですが、セーラが「いい人」すぎるのがちょっと……という感じでした。「いい人」なのは結構ですけど、「すぎる」のはね。悲惨な生活を余儀なくされているときならともかく、「おお、この子だ」のあと、セーラが莫大な寄付とともに学院に戻る選択をするシーンには首傾げまくり。(これは当該記事のコメント欄にも書きました。原作はどうなのか、あとで確認したところ、やはりそんなシーンはなし。アニメのオリジナルなのですね)
 その点、このドラマのセーラは凜として、理不尽なことに対してはきっちりと拒絶します。もちろん、復学もしません。寄付もしません。いやあ、すかっとしますね。
 今回の児童文学ブームで、『小公女』の映像化作品を観るのはこれが最後となります(たぶん)。最後に素晴らしいものを観ることができ、よかったです。
 さあ、『小公女』関連、あとはマンガ『小煌女』を残すのみです。
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