『エスペラントSF入門』
すっかり岡田正也さんが昔書かれたものを復活させる作業にハマっていまして、また新たな本を作ってしまいました。
上の画像(カバーと帯)を見ていただければ、説明不要と思います。(いささか大袈裟な書き方はしていますが、おおむね)そういう内容です。
『SF雑誌 99の謎』と同様、文庫版(平綴じ、カバー、帯)と軽装版(B6判、中綴じ、カバーなし)を製作しました。文庫版は、これまで私の手作り本に寄稿していただいた方々全員に(感謝の気持ちを込めて)贈呈。軽装版は、それ以外でぜひ読んでほしい方々に進呈します。
本日発送。早い方には明日、遅くとも2~3日中には届くと思います。お楽しみに。
こんな少部数の手作りファンジンにご寄稿いただき――言い換えれば、私の道楽にお付き合いいただき、ありがとうございました。>石原藤夫さん、森下一仁さん
できあがった本を読んでいて、とんでもない誤植を発見。ほんとに「とんでもない」誤植でして、激しく落ち込んでおります。
あ。今回、販売することは考えていません。前の『SF雑誌 99の謎』があの有り様でしたから(苦笑)。
【追記】5月1日
森下さんは「解説」で、こういったファンジン(かつてのファンジンを発掘し、そこに新しい価値を見出すファンジン)を「メタファンジン」と名づけてくれました。おお、かっこいい!
これから岡田さんの書かれたものを文庫で出す場合、「MF文庫」としちゃおうかなあ、なんて思いましたが、ん? MF文庫? 却下です(笑)。
【追記2】
「編者あとがき」に書きましたが、この本を出そうと思ったきっかけは、『MIKRONOVELOJ DE SIN'ITI HOSI 星新一短編集』を入手したことです。
いろんなものがいろんなものにつながっていて、こういうものに結実する。いやあ、楽しい楽しい。一緒に楽しんでくれる仲間がいて、さらに楽しい。
上の画像(カバーと帯)を見ていただければ、説明不要と思います。(いささか大袈裟な書き方はしていますが、おおむね)そういう内容です。
『SF雑誌 99の謎』と同様、文庫版(平綴じ、カバー、帯)と軽装版(B6判、中綴じ、カバーなし)を製作しました。文庫版は、これまで私の手作り本に寄稿していただいた方々全員に(感謝の気持ちを込めて)贈呈。軽装版は、それ以外でぜひ読んでほしい方々に進呈します。
本日発送。早い方には明日、遅くとも2~3日中には届くと思います。お楽しみに。
こんな少部数の手作りファンジンにご寄稿いただき――言い換えれば、私の道楽にお付き合いいただき、ありがとうございました。>石原藤夫さん、森下一仁さん
できあがった本を読んでいて、とんでもない誤植を発見。ほんとに「とんでもない」誤植でして、激しく落ち込んでおります。
あ。今回、販売することは考えていません。前の『SF雑誌 99の謎』があの有り様でしたから(苦笑)。
【追記】5月1日
森下さんは「解説」で、こういったファンジン(かつてのファンジンを発掘し、そこに新しい価値を見出すファンジン)を「メタファンジン」と名づけてくれました。おお、かっこいい!
これから岡田さんの書かれたものを文庫で出す場合、「MF文庫」としちゃおうかなあ、なんて思いましたが、ん? MF文庫? 却下です(笑)。
【追記2】
「編者あとがき」に書きましたが、この本を出そうと思ったきっかけは、『MIKRONOVELOJ DE SIN'ITI HOSI 星新一短編集』を入手したことです。
いろんなものがいろんなものにつながっていて、こういうものに結実する。いやあ、楽しい楽しい。一緒に楽しんでくれる仲間がいて、さらに楽しい。
2014-04-30 18:12
コメント(12)
本日、届きました!
いやはや、これはほんとに凄いですね。
岡田さんの文章だけでなく、エスペラントSF短編の翻訳まで載ってるし。
そしてこれをこの一冊のまとめ、製本するセンス。脱帽です。
ありがとうございました!
by 北原尚彦 (2014-05-01 18:49)
誉めて誉めて、もっと誉めて(笑)。
カバーにも書きましたが、ほとんどの方々にとって「知られざる世界」と思います。
岡田さんが大昔に書いたものをまとめるようになって、改めて、岡田さんのすごさを実感しています。
どうぞお楽しみください。
by 高井 信 (2014-05-01 20:10)
お送りした方々のお手元に届き始めているようで、ぼちぼちとお礼のメールが届いています。皆さん、喜んでいただいている様子。
石原藤夫さんは早くも掲示板で紹介してくれました。
http://8227.teacup.com/ysknsp/bbs/14140
いつもありがとうございます。
by 高井 信 (2014-05-02 14:37)
今日届きました。本作りは最早頂点を極めましたね。言うことありません。中身も市販の本に劣らないどころか、これ程充実しているものも少ないのでは?帯といい、本文といい、解説といい。
これから誤植探しに取りかかります(笑)
by 森田 裕 (2014-05-02 16:04)
お喜びいただき、嬉しいです。
岡田さんって、やっぱりすごいですよね。若いころ、本当に可愛がっていただきました。ようやく少しだけ、お返しができたかなと思っています。
あと少なくとも1冊、宇宙生物関連は1冊にまとめなければなりません。これまで以上に手間と時間がかかりますから、しばらく休んでから。
by 高井 信 (2014-05-02 19:32)
本日、届きました。北原さんとこは早く配達されて、いいなあ。うらやましかったです。
私、文字の打ち間違いがありましたね。大変もうしわけありません。見直しはしたつもりなんですが……。
とはいえ、こんな素晴らしい本のお手伝いが出来て、本当にうれしいです。メタファンジン、万歳!
by 森下一仁 (2014-05-02 20:26)
本日届きました。
まだ解説と編者あとがきしか読んでませんが、内容といい、本のつくりといい感心しました。
もう一つ驚いたのが森下一仁さんの解説です。本格的ではありませんか。
エスペラント語って、合理的につくられた人工言語というイメージなのでなんとなくSF的な気がするのですが、私もエスペラント語SFってまったく知りませんでした。
1960年代にアメリカでInternational Science Fiction誌という、世界各国の作品を載せるSF雑誌が出ましたが(しかし2号でつぶれた)そのなかにエスペラント語から英語に翻訳された作品もあったということをSFマガジンの「SFスキャナー」で読んだという程度の知識しかありません。
ちょうどそのころに岡田さんはもうこのような本格的なエスペラントSFの紹介をファンマガジンにされていたのですねぇ。
この「エスペラントSF入門」は、まさに価値ある「メタファンジン」(おもしろい言い回しですねぇ)と言えるでしょう。
これから読みます。
ありがとうございました。
by 山本孝一 (2014-05-02 22:01)
森下さんには図々しいお願いを快く引き受けていただきました。しかも、力をかなり入れて書いてくれて、感謝感謝です。
メールでも何通か感想が来ていて、森下さんの解説、評判がいいですよ。
>メタファンジン、万歳!
よ~し、今度は『「いし」傑作集』を出そう!(笑)
by 高井 信 (2014-05-02 22:04)
あ。
ほら、山本さんも森下さんの解説を絶賛。
それにしても山本さん、細かいことをよく覚えておられますねえ。いつものことながら感心します。
>これから読みます。
お楽しみください。
by 高井 信 (2014-05-02 22:14)
森下さん。
>北原さんとこは早く配達されて、いいなあ。うらやましかったです。
北原さんからメールが届いています。「1日だけじゃん。『SF雑誌99の謎』のとき、私は何日も待った」だそうです。確かにそうでしたねえ(笑)。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28
ちなみに今回、一昨日に届いたのは2人、ほとんどの方は昨日で、まだ届いていない方もおられます。
by 高井 信 (2014-05-03 07:28)
明日以降の方もおられるようです。ずいぶん遅れていますが、まあ、送るとは伝えていないので、待ちくたびれることもないでしょう。
世間では4連休初日。私は家から一歩も出ませんでした。
人ごみ、嫌い(笑)。
by 高井 信 (2014-05-03 19:25)
本をお送りした渡辺晋(天瀬裕康)さんからお手紙をいただきました。
渡辺さんも大学時代にエスペラント語に興味を持っておられ、岡田さんと会った際にはその話題で親交を深めたとのこと。
渡辺さんにもご寄稿をお願いすればよかったです。
by 高井 信 (2014-05-07 14:59)