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吉田知子展

吉田知子展.jpg 文化のみち二葉館で開催されている「吉田知子展」(2月11日~3月9日)に行ってきました。
 最寄りのバス停で降りて歩いていくと、しゃれた建物が目に飛びこんできます。文化のみち二葉館です。
二葉館.jpg
 正直なところ、企画展は期待外れでした。あまりにも小規模で、10分もかからずに見終わってしまうほど。これまでにいくつもの作家展を見てきましたが、群を抜いて展示物が少ないのです。もうちょっと、なんとかならなかったのでしょうかねえ。
 ただし、私が企画展に行こうと思った大きな理由は、文化のみち二葉館サイトに、豆本の展示もあると書かれていたからでして、その点では満足でした。下の写真は豆本の並べられたケースです。左は全体、右はケースの左下を拡大したものです(もちろん、私が持っている豆本『病気』もあります)。この数には圧倒されましたねえ。
豆本1.jpg 豆本2.jpg 
 午後2時からは吉田知子さんと三田村博史さん(中部ペンクラブ会長)のトークイベント。企画展を訪れるのを今日にしたのは、これが目的です。なかなか興味深い話が開陳されましたが、おふたりの話が噛み合っていなくて、その点が残念。とにかく吉田さん、三田村さんの話を否定しまくりなんですよね。それと、いくつか話に矛盾があり、どこまで信じていいのやら、という思いもあります。もしかすると、おふたりに遊ばれたのかもしれません。
 語弊があってはいけませんので、トークの内容については触れないことにします。
 あ。イベントの間はケータイの電源を切るように言われました。デジカメを持っていかなかったため、会場の写真はなしです。

 さて。
 出かけたからには、古本屋にも寄ります。今日はブックオフ4軒。
◎西崎憲『ゆみに町ガイドブック』河出書房新社(11)
 へえ。こんな本が出てましたか。知りませんでした。『世界の果ての庭 ショート・ストーリーズみたいな小説かな。
◎原宏一『床下仙人』祥伝社(99)
 だいぶ前、祥伝社文庫版(01)を読みました。けっこう面白かった記憶があります。初刊本を見かけて、つい……(笑)。
ゆみに町ガイドブック.jpg 床下仙人.jpg
◎星野之宣『MIDWAY 歴史編 自選短編集』集英社文庫(05)
◎星野之宣『MIDWAY 宇宙編 自選短編集』集英社文庫(05)
◎横山光輝『魔法使いサリー』講談社漫画文庫(06)
MIDWAY.jpg 魔法使いサリー.jpg
 4軒もブックオフを覗いた割には収穫は少なかったです。
 帰宅すると、ネット注文した本が届いていました。講談社コミックスの豆本――『タイガーマスク』1~8巻+『デビルマン』1~4巻、計12冊のセットです。サイズは45mm×63mm。
 こんなの、好きですねえ(嬉)。
豆本コミック.jpg
コメント(4) 

コメント 4

大熊宏俊

私は吉田知子の小説の大ファンなのですが、小説から推察するに、その裏に仄見えるご本人はかなり狷介そうだな、というイメージを持っていました。なので、なんか納得しました(笑)
by 大熊宏俊 (2014-03-03 00:04) 

高井 信

 あまりにすさまじいので、トークイベントではそういうキャラクターを演じているだけかも、とも思っていましたが、大熊さんのコメントを読むと……(苦笑)。いや、いろんな意味で面白いトークではあったんですけれどね。
by 高井 信 (2014-03-03 10:32) 

北原尚彦

買ってしまいました(笑)>豆本コミックセット
by 北原尚彦 (2014-03-05 00:26) 

高井 信

 あはは(笑)。
 役に立たないけれど、持っていると楽しいよね。
by 高井 信 (2014-03-05 08:26) 

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