『イン・ザ・ヘブン』
新井素子さんから新刊『イン・ザ・ヘブン』新潮社(13)を送っていただきました。おお! 短編集! 短編やショートショートが計10編、それにエッセイ1編を収録。何編か既読作品もあります。
「あとがき」には――
これは、私にとってはとても久しぶりの短編集です。
うん、ショートショート集なんかを除くと、ほんっと……三十三年……ぶり?(自分で書いて自分で驚いている。)
えー? そうだっけ。――と私も驚きます(笑)。
当然のことのように気になるのは、33年前の短編集って? です。
1980年の著作を見回すと、『グリーン・レクイエム』奇想天外社(80)ですか。これは「グリーン・レクイエム」「宇宙魚顚末記」という2中編+短編(というよりショートショートに近い)「週に一度のお食事を」、計3編を収録。
ん? 『ブラックキャット1』集英社文庫コバルトシリーズ(84)はどうなんだろう。中編「ブラックキャット①」に加えて、「あ・ら・かると三品――お口にあいますように……」「山手線のあいちゃん」「夕暮れ・七つの情景」を収録(「山手線のあいちゃん」は短い短編、ほかの2編はオムニバス)。シリーズの第1巻だから外したのかもしれないけど……。いや、新井さん、たぶん忘れてるな(笑)。
久しぶりに手に取った『グリーン・レクイエム』には新聞のスクラップが挟まっていました。「朝日新聞」1981年9月9日(水)朝刊。新井さんのインタビュー記事です。
この口調、いまも変わらないなあ。
【追記】
「あとがき」からの引用に「ショートショート集なんかを除くと」とあります。新井さんのショートショート集って、とっくにブログで紹介していると思っていましたが、あらら、未紹介。
いい機会ですから、ここでリストをアップします。
『季節のお話』徳間書店(90)/ブッキング(05)
『ちいさなおはなし』集英社(07)
「あとがき」には――
これは、私にとってはとても久しぶりの短編集です。
うん、ショートショート集なんかを除くと、ほんっと……三十三年……ぶり?(自分で書いて自分で驚いている。)
えー? そうだっけ。――と私も驚きます(笑)。
当然のことのように気になるのは、33年前の短編集って? です。
1980年の著作を見回すと、『グリーン・レクイエム』奇想天外社(80)ですか。これは「グリーン・レクイエム」「宇宙魚顚末記」という2中編+短編(というよりショートショートに近い)「週に一度のお食事を」、計3編を収録。
ん? 『ブラックキャット1』集英社文庫コバルトシリーズ(84)はどうなんだろう。中編「ブラックキャット①」に加えて、「あ・ら・かると三品――お口にあいますように……」「山手線のあいちゃん」「夕暮れ・七つの情景」を収録(「山手線のあいちゃん」は短い短編、ほかの2編はオムニバス)。シリーズの第1巻だから外したのかもしれないけど……。いや、新井さん、たぶん忘れてるな(笑)。
久しぶりに手に取った『グリーン・レクイエム』には新聞のスクラップが挟まっていました。「朝日新聞」1981年9月9日(水)朝刊。新井さんのインタビュー記事です。
この口調、いまも変わらないなあ。
【追記】
「あとがき」からの引用に「ショートショート集なんかを除くと」とあります。新井さんのショートショート集って、とっくにブログで紹介していると思っていましたが、あらら、未紹介。
いい機会ですから、ここでリストをアップします。
『季節のお話』徳間書店(90)/ブッキング(05)
『ちいさなおはなし』集英社(07)
2013-11-02 15:11
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