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小学校時代の作文

 これまで何度か、私の直筆原稿の画像をアップしました。これは高校時代、これは20代半ば、これは20代終盤のものです。
 小説を初めて書いたのは中学3年のときですから、それ以前の直筆原稿(小説)はありませんが、学校で書いた作文は少しながら残っています。確認できているのは小学3年、中学1年&3年に書いたもの。それぞれ文集として綴じてあり、それゆえ残っていたのだと思います。
 笑うのは中学の読書感想文でして……。採り上げているのは順番に『水滸伝』『火星シリーズと金星シリーズ』(以上1年)、『サイボーグ・ブルース』『トリフィド時代』(以上3年)。――私の嗜好がもろに出ていますね(笑)。
『火星シリーズ』と『金星シリーズ』は全16冊を感想の対象にしています。全体をまとめてではなく1冊ずつ。結果、なんと34枚(400字詰め原稿用紙)という大作感想文に! まあ、ことほど左様にバローズ熱が高かったわけです。>中学時代の私
あしあと.jpg さて、今回ご覧に入れるのは中学時代の作文ではなく、小学3年のときのものです。『あしあと』というタイトルで、紐で綴じられています。
 原稿用紙を眺めながら――
 そういえば、世田谷文学館の星新一展で、星さんの小学校時代の作文が展示されていたなあ。図録にも載っていたような気がする。
 さっそく図録をチェック。――おお、ありました。しかも、小学3年のときの作文ではないですか。
 そうとわかると比較したくなるのが人情ですが、さすがに不遜と思いますので、ここには私の作文のみアップします。『ドリトル先生アフリカ行き』の感想文(全4枚)の1枚目。しかしいきなり「作者 ロフ・ティング」って……(笑)。
ドリトル先生アフリカ行き.jpg
 ブログを長いこと続けていると、どんどん羞恥心が失せていくなあ(苦笑)。困ったものであります。
コメント(3) 

コメント 3

橘まるみ

 先生の本意でなかったかもしれない、作品集「つぎはぎプラネット」(新潮文庫)を出してしまい、作品を愛するためとはいえ、迷惑を掛けてしまいました。
 代わりに、自分もこの作文をさらします。
 これに免じて、お許し下さい。
by 橘まるみ (2013-09-10 21:35) 

清水孝俊

これだと、ロフさんが
作文しているみたいですね(笑)

「トリフィド時代」は、彗星で
人類が盲目になって、植物が……、
という作品でしょうか!?
だったらすごく懐かしい。
僕も小学校3年4年で読みました。

自分が読んだ翻訳のタイトルは、
「怪奇植物トリフィドの逆襲」、
みたいな、ちょっとB級映画的な
感じだったと思いますが。
by 清水孝俊 (2013-09-11 02:27) 

高井 信

>これだと、ロフさんが
>作文しているみたいですね(笑)
 しかも正しくは「ロフ・ティング」ではなくて、「ロフティング」ですし。まあ、小学3年生ですから。
>「トリフィド時代」は、彗星で
>人類が盲目になって、植物が……、
>という作品でしょうか!?
 そうですそうです。
 とにかく大好きで、このブログでも何度も採り上げています。検索ボックスに「トリフィド」と入れて検索すると、ずらずら出てきます。よろしければ、どうぞお読みくださいね。
by 高井 信 (2013-09-11 08:15) 

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