世界短篇名作全集
各国の短編アンソロジーは、ショートショートの観点からも見逃せません。ことにフランスを中心とするヨーロッパのものにはショートショートの含有率が高いケースが多く、こういったアンソロジーで初めて知る作家、あるいは、こういったアンソロジーでしか作品を読めない作家も見受けられます。
最近、學生社〈世界短篇名作全集〉全6巻(61)を入手。
◎小林正編『フランス短篇名作集』全30編
◎井上正蔵編『ドイツ短篇名作集』全19編
◎金子幸彦編『ロシア短篇名作集』全20編
◎大橋健三郎編『アメリカ短篇名作集』全19編
◎加納秀夫編『イギリス短篇名作集』全14編
◎徳永康元編『ヨーロッパ短篇名作集』全26編
全巻の収録作はここにあります。(手抜きしてしまい、済みません)
文豪と言われるような有名作家から初めて見る名前まで、ずらららら。もちろん、ショートショートの見地から重要な作家・作品も散見します。入念にチェックしなければ。
この全集には、一風変わった月報が付いています。その巻に関係する作家のエピソードが書かれているんですが、その体裁はほとんど栞(しおり)なんですよね。一例として、『アメリカ短篇名作集』の月報を以下にアップします。
高さ16.2センチ。二つ折りになっていて、ぴらっと開くと、右のように。
【追記】
古めのフランス短編アンソロジーを書棚から適当に抜き出してみました。
◎谷口武譯『現代佛蘭西二十八人集』新潮社(1923年)
◎豊島與志雄・中島健蔵編『佛蘭西短篇集』河出書房・世界短編傑作全集(1936年)
◎今日出海編『現代佛蘭西短篇集』中央公論社・現代世界文學叢書(1940年)
◎小林龍雄譯『ふらんす短篇集1』南北書園(1946年)
◎渡邊一夫・杉捷夫編『フランス小説集』みすず書房(1951年)
こんなところでしょうか。文庫や新書は探すのが面倒なので割愛。玉川一郎訳編のフランス・コント集も目につきましたが、ここで紹介済みですからピックアップしませんでした。
いやあ、この古色蒼然感、たまりませんねえ。ヘンタイですか(笑)。
【追記2】
古い本が収納された本棚を漁っていて、こんな本を見つけました。
◎水谷兼三訳『フランス中世古典 狐物語』大和書房(1948年)
すっかり忘れていました。→この記事参照
最近、學生社〈世界短篇名作全集〉全6巻(61)を入手。
◎小林正編『フランス短篇名作集』全30編
◎井上正蔵編『ドイツ短篇名作集』全19編
◎金子幸彦編『ロシア短篇名作集』全20編
◎大橋健三郎編『アメリカ短篇名作集』全19編
◎加納秀夫編『イギリス短篇名作集』全14編
◎徳永康元編『ヨーロッパ短篇名作集』全26編
全巻の収録作はここにあります。(手抜きしてしまい、済みません)
文豪と言われるような有名作家から初めて見る名前まで、ずらららら。もちろん、ショートショートの見地から重要な作家・作品も散見します。入念にチェックしなければ。
この全集には、一風変わった月報が付いています。その巻に関係する作家のエピソードが書かれているんですが、その体裁はほとんど栞(しおり)なんですよね。一例として、『アメリカ短篇名作集』の月報を以下にアップします。
高さ16.2センチ。二つ折りになっていて、ぴらっと開くと、右のように。
【追記】
古めのフランス短編アンソロジーを書棚から適当に抜き出してみました。
◎谷口武譯『現代佛蘭西二十八人集』新潮社(1923年)
◎豊島與志雄・中島健蔵編『佛蘭西短篇集』河出書房・世界短編傑作全集(1936年)
◎今日出海編『現代佛蘭西短篇集』中央公論社・現代世界文學叢書(1940年)
◎小林龍雄譯『ふらんす短篇集1』南北書園(1946年)
◎渡邊一夫・杉捷夫編『フランス小説集』みすず書房(1951年)
こんなところでしょうか。文庫や新書は探すのが面倒なので割愛。玉川一郎訳編のフランス・コント集も目につきましたが、ここで紹介済みですからピックアップしませんでした。
いやあ、この古色蒼然感、たまりませんねえ。ヘンタイですか(笑)。
【追記2】
古い本が収納された本棚を漁っていて、こんな本を見つけました。
◎水谷兼三訳『フランス中世古典 狐物語』大和書房(1948年)
すっかり忘れていました。→この記事参照
2013-03-13 15:28
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