SSブログ

『NHK高校講座 ベーシック国語』

 先ほど何気なくテレビをつけたら、日本語に関する番組を放送していました。NHK-Eテレ『NHK高校講座 ベーシック国語』です。
 こういうのは好きですから興味深く観ていましたが、あれ?
「悲喜こもごも」や「爆笑」の意味、この番組の制作者はわかってないな、きっと。
 番組サイトで確認してみたところ、「悲喜こもごも」や「爆笑」が間違って使われているのは、第5回「話が相手に伝わらない」とわかりました(本放送は8月15日)。
 今さら、この程度の間違いを(日常生活では)いちいち指摘しようとは思いませんけれど、こういう番組で間違って使うのはまずいでしょう。う~む……。このレベルの日本語能力の人がこういう番組を作るのは問題と思いますし、それを誰もチェックできないのは情けないです。しかも、NHK……(嘆息)。
 番組サイトでは過去に放送された番組も観られます(もちろん第5回も)。興味のある方はどうぞ。
 私? 興味はありますが、観ないことにしました。たった10分という短い番組。それを途中から観ただけなのに、2回も「あれ?」となったのです。全放送を観たら、何回の「あれ?」になるんでしょう(苦笑)。

 以下、Kotobankより――

悲喜(ひき)交交(こもごも)
悲しいこととうれしいことを、代わる代わる味わうこと。「―いたる」
◆一人の人間が喜びと悲しみを味わうことであり、「悲喜交々の当落発表」のように「喜ぶ人と悲しむ人が入り乱れる」の意で使うのは誤り。

ばく‐しょう 〔‐セウ〕 【爆笑】
[名](スル)大勢の人がどっと笑うこと。また、その笑い。「ギャグに―する」
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。