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映画『怪談生娘吸血魔』

 映画『怪談生娘吸血魔 アトム・エイジ・ヴァンパイア』を観ました。1960年のイタリア映画(のアメリカ制作版)です。
 ジャケットには――
>配給会社のせいで日本公開では『怪談生娘吸血魔』と奇妙なタイトルになっているが、
怪談生娘吸血魔.jpg>米題は“Atom Age Vampire”である。
 と書かれています。その配給会社とは大蔵映画――そう、今月上旬に観た『怪談バラバラ幽霊』沖縄怪談 逆吊り幽霊・支那怪談 死棺破り』『生首情痴事件』の大蔵映画です。これらと『怪談生娘吸血魔』が併映されていても、全く違和感がないですよね(笑)。さすが大蔵映画!
 そういえば似たようなタイトルの映画があったなあ。
 すぐに『女吸血鬼』と『花嫁吸血魔』が脳裡に浮かびました。新東宝の制作ではありますが、やはり大藏貢の怪談映画です。
 この記事に――
>『女吸血鬼』は、そのタイトルに反して女吸血鬼は出てきません。出てくるのは、
>月の光を浴びると変身する、まるで狼男みたいな男吸血鬼(笑)。
 と書きました。『怪談生娘吸血魔』も似たようなものなんですよね。主役の女性は生娘ではない(と思う)し、吸血モンスターになるわけでもないし……。実はモンスターになるのは男性(マッドサイエンティスト)ですが、血を吸ったりしません。あえて言えば「ジキル博士とハイド氏」に近く……。
 欠点は山ほどありますが、楽しい映画でした。満足。
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