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「野性時代」5月号

野性時代.jpg 本日発売、「野性時代」5月号は「特集 星新一にまなぶショートショートの作法」です。80ページ近い大特集で、しかもカラー! 内容も素晴らしく、好企画だと思います。ぜひ!

 と、これだけでは淋しいので、最近出版された本のうち、ショートショート関連で注目すべき本をご紹介しましょう。
◎田中慎弥『田中慎弥の掌劇場』毎日新聞社(12)
◎井上ひさし『言語小説集』新潮社(12)
◎ゾーシチェンコ『俺の職歴 ゾーシチェンコ作品集』群像社(12)
田中慎弥の掌劇場.jpg 言語小説集.jpg 俺の職歴.jpg 世界ユーモア文学全集12.jpg
 特筆しておきたいのは『俺の職歴』ですね。いやあ、ゾーシチェンコの本が出るとは、驚きました。
 私がこの作家を知ったのは、『世界ユーモア全集 第12巻』筑摩書房(61)でした。この巻はニクリッシュ「パパにはかなわない」+「現代ロシア短編集」という構成で、後者には計24編収録。その内訳は――
 アントン・チェホフ(5編)、アルカージー・アウェルチェンコ(2編)、ミハイル・ゾシチェンコ(6編)、ワレンチン・カターエフ(1編)、イリフ、ペトロフ(3編)、ボリス・ラスキン(3編)、イオニード・レンチ(1編)、イワン・ゴレーロフ(2編)、ドゥイホビチヌイ、スロボツコイ(1編)。
 いずれも短く、はい、ショートショートです(嬉)。
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