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映画『ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート』

 そもそも私は、『プラネット・テラー in グラインドハウス』を観て、グラインドハウス映画なる言葉を知りました。うわあ、面白い! と続いて『デス・プルーフ in グラインドハウス』、さらには『プラネット・テラー』に挿入されていたフェイク予告編を映画化しちゃった『マチェーテ』も。いずれも抜群に面白かったですね。
プラネット・テラー.jpg デス・プルーフ.jpg マチェーテ.jpg
 私の好みで順番をつけるならば、1番『マチェーテ』、僅差の2番『プラネット・テラー』、少し離れて3番『デス・プルーフ』となりますが、3本とも私好みであることは間違いありません。
 グラインドハウス映画という言葉から受けるのは、好印象のみだったのです。
 ということで――
悪魔の調教師(惹句).JPG
悪魔の凶暴パニック(惹句).JPG
ラストハウス・オン・デッドエンドストリート(惹句).JPG
 上から、『悪魔の調教師』『悪魔の凶暴パニック』『ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート』のDVDジャケットに踊っている惹句です。
ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート.jpg 見事に同じですねえ。調べてみて、この3本は『グラインドハウス・ムービー』なるDVD-BOXに収録されているタイトルと知りました。『悪魔の調教師』『悪魔の凶暴パニック』は鑑賞済み。すでにそれぞれの記事に書いていますので、ご参照いただきたいと思います。
 とまあ、そのような経緯があって、本日、最後に残った『ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート』を観ました。DVDジャケットには「この作品は非常に危険な映画です。本作を観てなんらかの異常をきたしても、責任を負いかねますので、ご了承ください」と書かれています。いや~な予感がしますねえ(苦笑)。
 う~~~ん、残念ながら、その予感は当たってしまいました。あくまでも私の好みの問題なんですが――こういうのは苦手です。
コメント(2) 

コメント 2

山本孝一

B級映画の2本立て、3本立て専門の映画館グラインドハウスと呼ぶそうですが
アメリカではグラインドハウスに郷愁をおぼえる人が多いらしく
そんな映画館で上映された作品のポスターを集めた本も出てます。
私も1冊持っており(「アタック・オブ・Bムービー」だったか)、
ホラー・怪物もの・暴走族もの・サスペンスもの・女囚・犯罪もの…
いやまぁ知らない映画ばかりです。
アメリカ映画の裾野には、こんなに知られていない作品の山が
広がっていたのですねぇ。
どんなにつまらない作品でも、一度はチェックされ、ふるいにかけられたうえで
日本で公開されていたのです。
パルプ雑誌も、その奥底には永久に翻訳されたない駄作・愚作の海が
広がっているとおもうし、あらためてアメリカの大衆文化というのは
奥が深いなぁすごいもんだなぁと思います。

by 山本孝一 (2012-03-10 15:02) 

高井 信

 パルプ雑誌にしてもグラインドハウス映画にしても玉石混交で、おそらく石が圧倒的に多いのだと思います。映画のことはよくわかりませんが、パルプ雑誌では野田昌宏さんの玉を見つける嗅覚は抜群でしたね。というか野田さんの場合、石を玉に変えてしまう(笑)。
by 高井 信 (2012-03-10 23:15) 

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