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『本棚探偵の生還』

 ここ半年ほど、古本屋を回る頻度が激減していたのですが、だいぶ暖かくなってきたこともあり、出かける機会を増やそうかな、なんて思いました。
本棚探偵の生還.jpg 思い立ったが吉日。――ではありますが、あいにく今日は朝から雨模様(今にも雨が降り出しそうな空模様)。正午前には実際に雨が降り始めました。出かけなくて正解です。
 古本への気持ちを盛り上げるため、というわけでもありませんが、今日は喜国雅彦『本棚探偵の生還』双葉社(11)を読むことにしました。『本棚探偵の冒険』双葉社(01)、『本棚探偵の回想』双葉社(04)に続く、古本エッセイ第3弾です。
 喜国雅彦も私も古本バカですが、同じ古本バカでも種類が違うバカですね。バッカだなあと思いつつ、楽しく読んでいます。
 175ページまで読み進んだところで、思わず「おお、これか」と小さな声を漏らしました。この記事に森下一仁さんからいただいたコメントを思い出したのですね。
>喜国雅彦さんの『本棚探偵の生還』では北原さんも日下さんも大活躍ですが、
>あの本によれば日下さんが本を買う動機は「売っていたから」なんですってね。
>知らなかったので、びっくりしました。
 売っていなければ買わない(買えない)わけで、「買うのは、売っていたから」というのは当たり前のことなんですが、それにしても……(笑)。
 古本話って、どうしてこんなに楽しいんでしょ。
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