ショートショートの迷宮(第3回)
◆1970年代の叢書あれこれ
1970年代というのは、私にとって忘れられない時代である。
ハヤカワSF文庫が創刊されたのは1970年だ。ちょうどそのころ、E・R・バローズをはじめとするスペースオペラや海外古典SFに夢中になっていた私は、ハヤカワSF文庫の新刊を待ちわび、むさぼるように読んだ。創刊から数年は、おそらく全巻読んでいたのではなかろうか。
また1970年代は、私がショートショートというものを知る前に発行されたショートショート集が続々と文庫化され始める時期でもあった。『ボッコちゃん』新潮文庫(71)を皮切りに、筒井康隆『にぎやかな未来』角川文庫(72)、豊田有恒『自殺コンサルタント』ハヤカワ文庫JA(73)、眉村卓『C席の客』角川文庫(73)、小松左京『鏡の中の世界』『ある生き物の記録』ハヤカワ文庫JA(74)、福島正実『SFの夜』ハヤカワ文庫JA(74)、高齋正『ムーン・バギー』ハヤカワ文庫JA(74)、石川喬司『魔法つかいの夏』ハヤカワ文庫JA(75)など……。これまた私はむさぼるように読んだものである。
そんな1970年代、日本のショートショート出版史において重要な叢書が発刊された。
■世界の短篇
〈世界ユーモア文学全集〉を採り上げた際、〈異色作家短篇集〉についても触れた。確かに素晴らしい叢書だが、なぜこんなにも……という思いもある。決して〈異色作家短篇集〉を過小評価しているわけではない。これを忘れていませんか、と言いたいのだ。
〈世界の短篇(全5巻)〉――〈異色作家短篇集〉と同じく早川書房から、1972年から73年にかけて発行された叢書である。
例によって、まずはそのラインナップから。
ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
ブルース・J・フリードマン『黒い天使たち』
ローラン・トポール『リュシエンヌに薔薇を』
ナイジェル・ニール『トマト・ケイン』
シャーリイ・ジャクスン『こちらへいらっしゃい』
当初は全6巻の予定で、続刊にはジョン・コリア『幻想とバラード』の書名が挙がっていたが、結局発行されなかった。
全5冊すべてが異色作家の短編集であると言ってよく、このまま装丁を変えて〈異色作家短篇集〉に収録されていても、全く違和感はないだろう。
ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』だけはのちにハヤカワ文庫FT(80)に収録されたが、ほかの4冊はこの〈世界の短篇〉でしか読めない。
ほんと、歯がゆくて、たまらないのである。
■FICTION NOW
文化出版局〈FICTION NOW(全9巻)〉も忘れられない。
この叢書は1974年から77年にかけて刊行された。ラインナップは――
豊田有恒『イルカの惑星』
高斎正『クラシックカーを捜せ』
伊藤典夫訳編『吸血鬼は夜 恋をする』
眉村卓『変な男』
矢野徹『王女の宝物蔵』
荒巻義雄『時の葦舟』
浅倉久志訳編『救命艇の叛乱』
田中光二『エデンの戦士』
豊田有恒編『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』
数あるSF叢書のひとつ(あまりメジャーではない)と認識されているようだが、じっくりと内容を見てみると、恐るべき事実に気がつく。
初回配本の『イルカの惑星』から5冊目の『王女の宝物蔵』まで、ショートショート集なのだ。私はこの叢書を新刊が出るたびに購入していたが、連作短編集『時の葦舟』が出るまで、ショートショートの叢書と思っていた。
6冊目以降も、浅倉久志編『救命艇の叛乱』は短編SFのアンソロジーだが、ショートショートも収録されているし、最後の刊行となった豊田有恒編『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』はそのタイトル通り、ショートショートのアンソロジー。全9冊のうち6冊がショートショート集、1冊がショートショートを含むアンソロジーであるわけで、このショートショート率は驚異的と言わざるを得ない。
ちなみに、『吸血鬼は夜 恋をする』『王女の宝物蔵』『救命艇の叛乱』『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』の4冊は文庫化されていない。このうち『吸血鬼は夜 恋をする』『救命艇の叛乱』はSFコレクターの人気が高く、非常な高値で取り引きされていると聞く。
なお、最終巻『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』には私が高校生のころに書いたショートショート「シミリ現象」も収録されている。これは私が初めて印税なるものをいただいた作品であり、そういう意味でも、非常に思い入れのある叢書なのである。
■ユーモア文学傑作シリーズ
たった3冊しか刊行されていないが、その3冊すべてがショートショート集という叢書もあった。出帆社から1975年から76年にかけて刊行された〈ユーモア文学傑作シリーズ〉である。
アルフォンス・アレー『悪戯の愉しみ アルフォンス・アレー短篇集』
カミ『ルーフォック・オルメスの冒険』
トリスタン・ベルナール『恋人たちと泥棒たち トリスタン・ベルナール短篇集』
実はこの叢書、私はリアルタイムでは買い求めていなかった。ショートショート集の資料として、10年ほど前から探し始めたのだが、はっきり言って、かなり苦労した。アレーとベルナールの入手は容易だった。しかし、カミ! これは本当に売っていなかった。
日本のショートショート出版史において極めて重要な叢書であり、何とか3冊揃えることができて安堵している次第である。3冊とも超お勧め。機会があれば、ぜひご一読を。
参考のために、書誌情報を付け加えておこう。
『悪戯の愉しみ』はその後、福武文庫(87)、みすず書房(05)と再編集増補版が刊行された。
『ルーフォック・オルメスの冒険』は『人生サーカス』白水社(36)の再刊。
『恋人たちと泥棒たち』は再刊されていないが、『ふらんす笑談 恋人たちと泥棒たち』青銅社(83)は再刊に近い(前者には35編収録、後者には21編収録と、大幅に割愛)。
■ブックスメタモルファス
いささか強引ではあるが、〈ブックスメタモルファス〉にも言及しておきたい。瀟洒な函入りハードカバーの叢書である。
〈ブックスメタモルファス〉自体は、1972年から79年にかけて創土社から刊行された叢書なのだが、同社からは同時期、〈ブックスメタモルファス〉と銘打たれていなくても、ほぼ同じ体裁の本が多数発行されている。私は、それらも含めて〈ブックスメタモルファス〉と考えている。実際、あのころの創土社の一連の出版物を〈ブックスメタモルファス〉であるか否か、意識して区別している人は少ないのではないだろうか。
ショートショートの見地から見て重要な本を挙げておく(〈ブックスメタモルファス〉には※印)。
サキ『サキ選集』
L・J・ビーストン『ビーストン傑作集』
モーリス・ルヴェル『ルヴェル傑作集』
アンブローズ・ビアス『完訳 生のさなかにも』
アンブローズ・ビアス『完訳 悪魔の寓話』
アンブローズ・ビアス『完訳 ビアス怪異譚』
ロード・ダンセイニ『ダンセイニ幻想小説集』※
ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』
M・R・ジェイムズ『M・R・ジェイムズ全集(上)』※
M・R・ジェイムズ『M・R・ジェイムズ全集(下)』※
C・A・スミス『魔術師の帝国』
R・L・スティーヴンソン『ねじけジャネット』※
G・A・ベッケル『スペイン伝奇作品集』
ジェイムズ・サーバー『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅰ』
ジェイムズ・サーバー『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅱ』
ガルシーア=マルケス『ガルシーア=マルケス全短篇集』※
こうしてまとめてみて、正規の〈ブックスメタモルファス〉が意外に少ないことに驚いた(たったの5冊)。だが、先ほども書いたように、私の意識のなかでは、すべてが〈ブックスメタモルファス〉なのだ。
創土社の本は総じて古書価が高いが、なかでも群を抜いているのが『ビーストン傑作集』『ルヴェル傑作集』の2冊。古書目録などでは、1万円以上の値段が付けられていることも珍しくない。
なお、あまり知られていないと思うので書いておくと、『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅰ』は『虹をつかむ男』角川文庫(74)の、『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅱ』は『マクベス殺人事件の謎』角川文庫(75)の、それぞれ再刊である。
初出:「赤き酒場」2007年4月号(352号)
【追記】2014年1月6日
>〈ブックスメタモルファス〉自体は、1972年から79年にかけて
と書きましたが、『ガルシーア=マルケス全短篇集』は1983年の発行でした。前言、撤回します。
申しわけありませんでした。
1970年代というのは、私にとって忘れられない時代である。
ハヤカワSF文庫が創刊されたのは1970年だ。ちょうどそのころ、E・R・バローズをはじめとするスペースオペラや海外古典SFに夢中になっていた私は、ハヤカワSF文庫の新刊を待ちわび、むさぼるように読んだ。創刊から数年は、おそらく全巻読んでいたのではなかろうか。
また1970年代は、私がショートショートというものを知る前に発行されたショートショート集が続々と文庫化され始める時期でもあった。『ボッコちゃん』新潮文庫(71)を皮切りに、筒井康隆『にぎやかな未来』角川文庫(72)、豊田有恒『自殺コンサルタント』ハヤカワ文庫JA(73)、眉村卓『C席の客』角川文庫(73)、小松左京『鏡の中の世界』『ある生き物の記録』ハヤカワ文庫JA(74)、福島正実『SFの夜』ハヤカワ文庫JA(74)、高齋正『ムーン・バギー』ハヤカワ文庫JA(74)、石川喬司『魔法つかいの夏』ハヤカワ文庫JA(75)など……。これまた私はむさぼるように読んだものである。
そんな1970年代、日本のショートショート出版史において重要な叢書が発刊された。
■世界の短篇
〈世界ユーモア文学全集〉を採り上げた際、〈異色作家短篇集〉についても触れた。確かに素晴らしい叢書だが、なぜこんなにも……という思いもある。決して〈異色作家短篇集〉を過小評価しているわけではない。これを忘れていませんか、と言いたいのだ。
〈世界の短篇(全5巻)〉――〈異色作家短篇集〉と同じく早川書房から、1972年から73年にかけて発行された叢書である。
例によって、まずはそのラインナップから。
ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
ブルース・J・フリードマン『黒い天使たち』
ローラン・トポール『リュシエンヌに薔薇を』
ナイジェル・ニール『トマト・ケイン』
シャーリイ・ジャクスン『こちらへいらっしゃい』
当初は全6巻の予定で、続刊にはジョン・コリア『幻想とバラード』の書名が挙がっていたが、結局発行されなかった。
全5冊すべてが異色作家の短編集であると言ってよく、このまま装丁を変えて〈異色作家短篇集〉に収録されていても、全く違和感はないだろう。
ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』だけはのちにハヤカワ文庫FT(80)に収録されたが、ほかの4冊はこの〈世界の短篇〉でしか読めない。
ほんと、歯がゆくて、たまらないのである。
■FICTION NOW
文化出版局〈FICTION NOW(全9巻)〉も忘れられない。
この叢書は1974年から77年にかけて刊行された。ラインナップは――
豊田有恒『イルカの惑星』
高斎正『クラシックカーを捜せ』
伊藤典夫訳編『吸血鬼は夜 恋をする』
眉村卓『変な男』
矢野徹『王女の宝物蔵』
荒巻義雄『時の葦舟』
浅倉久志訳編『救命艇の叛乱』
田中光二『エデンの戦士』
豊田有恒編『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』
数あるSF叢書のひとつ(あまりメジャーではない)と認識されているようだが、じっくりと内容を見てみると、恐るべき事実に気がつく。
初回配本の『イルカの惑星』から5冊目の『王女の宝物蔵』まで、ショートショート集なのだ。私はこの叢書を新刊が出るたびに購入していたが、連作短編集『時の葦舟』が出るまで、ショートショートの叢書と思っていた。
6冊目以降も、浅倉久志編『救命艇の叛乱』は短編SFのアンソロジーだが、ショートショートも収録されているし、最後の刊行となった豊田有恒編『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』はそのタイトル通り、ショートショートのアンソロジー。全9冊のうち6冊がショートショート集、1冊がショートショートを含むアンソロジーであるわけで、このショートショート率は驚異的と言わざるを得ない。
ちなみに、『吸血鬼は夜 恋をする』『王女の宝物蔵』『救命艇の叛乱』『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』の4冊は文庫化されていない。このうち『吸血鬼は夜 恋をする』『救命艇の叛乱』はSFコレクターの人気が高く、非常な高値で取り引きされていると聞く。
なお、最終巻『日本SFショート&ショート選 ユーモア編』には私が高校生のころに書いたショートショート「シミリ現象」も収録されている。これは私が初めて印税なるものをいただいた作品であり、そういう意味でも、非常に思い入れのある叢書なのである。
■ユーモア文学傑作シリーズ
たった3冊しか刊行されていないが、その3冊すべてがショートショート集という叢書もあった。出帆社から1975年から76年にかけて刊行された〈ユーモア文学傑作シリーズ〉である。
アルフォンス・アレー『悪戯の愉しみ アルフォンス・アレー短篇集』
カミ『ルーフォック・オルメスの冒険』
トリスタン・ベルナール『恋人たちと泥棒たち トリスタン・ベルナール短篇集』
実はこの叢書、私はリアルタイムでは買い求めていなかった。ショートショート集の資料として、10年ほど前から探し始めたのだが、はっきり言って、かなり苦労した。アレーとベルナールの入手は容易だった。しかし、カミ! これは本当に売っていなかった。
日本のショートショート出版史において極めて重要な叢書であり、何とか3冊揃えることができて安堵している次第である。3冊とも超お勧め。機会があれば、ぜひご一読を。
参考のために、書誌情報を付け加えておこう。
『悪戯の愉しみ』はその後、福武文庫(87)、みすず書房(05)と再編集増補版が刊行された。
『ルーフォック・オルメスの冒険』は『人生サーカス』白水社(36)の再刊。
『恋人たちと泥棒たち』は再刊されていないが、『ふらんす笑談 恋人たちと泥棒たち』青銅社(83)は再刊に近い(前者には35編収録、後者には21編収録と、大幅に割愛)。
■ブックスメタモルファス
いささか強引ではあるが、〈ブックスメタモルファス〉にも言及しておきたい。瀟洒な函入りハードカバーの叢書である。
〈ブックスメタモルファス〉自体は、1972年から79年にかけて創土社から刊行された叢書なのだが、同社からは同時期、〈ブックスメタモルファス〉と銘打たれていなくても、ほぼ同じ体裁の本が多数発行されている。私は、それらも含めて〈ブックスメタモルファス〉と考えている。実際、あのころの創土社の一連の出版物を〈ブックスメタモルファス〉であるか否か、意識して区別している人は少ないのではないだろうか。
ショートショートの見地から見て重要な本を挙げておく(〈ブックスメタモルファス〉には※印)。
サキ『サキ選集』
L・J・ビーストン『ビーストン傑作集』
モーリス・ルヴェル『ルヴェル傑作集』
アンブローズ・ビアス『完訳 生のさなかにも』
アンブローズ・ビアス『完訳 悪魔の寓話』
アンブローズ・ビアス『完訳 ビアス怪異譚』
ロード・ダンセイニ『ダンセイニ幻想小説集』※
ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』
M・R・ジェイムズ『M・R・ジェイムズ全集(上)』※
M・R・ジェイムズ『M・R・ジェイムズ全集(下)』※
C・A・スミス『魔術師の帝国』
R・L・スティーヴンソン『ねじけジャネット』※
G・A・ベッケル『スペイン伝奇作品集』
ジェイムズ・サーバー『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅰ』
ジェイムズ・サーバー『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅱ』
ガルシーア=マルケス『ガルシーア=マルケス全短篇集』※
こうしてまとめてみて、正規の〈ブックスメタモルファス〉が意外に少ないことに驚いた(たったの5冊)。だが、先ほども書いたように、私の意識のなかでは、すべてが〈ブックスメタモルファス〉なのだ。
創土社の本は総じて古書価が高いが、なかでも群を抜いているのが『ビーストン傑作集』『ルヴェル傑作集』の2冊。古書目録などでは、1万円以上の値段が付けられていることも珍しくない。
なお、あまり知られていないと思うので書いておくと、『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅰ』は『虹をつかむ男』角川文庫(74)の、『ジェイムズ・サーバー傑作選Ⅱ』は『マクベス殺人事件の謎』角川文庫(75)の、それぞれ再刊である。
初出:「赤き酒場」2007年4月号(352号)
【追記】2014年1月6日
>〈ブックスメタモルファス〉自体は、1972年から79年にかけて
と書きましたが、『ガルシーア=マルケス全短篇集』は1983年の発行でした。前言、撤回します。
申しわけありませんでした。
2009-03-10 09:53
コメント(3)
「ショートショートの迷宮」第3回をお届けします。実はこの原稿は「赤き酒場」の連載では第4回目(事実上の最終回)でした。第3回で採り上げたのは「推理クイズ」でしたが、読み直してみて、これは大幅な加筆が必要と感じ、ここへのアップは見合わせることにしました。いずれ新稿を書きたいと考えています。
また、「赤き酒場」掲載原稿では〈ユーモア文学傑作シリーズ〉には触れていませんでしたが、今回、新たに書き加えました。掲載当時、『ルーフォック・オルメスの冒険』を持っていなかったのです(図書館で借りて、読んではいましたけれど)。ようやく入手した本はカバーにシミが目立ち、決して状態はよくないのですが、贅沢は言ってられません。
『ルーフォック・オルメスの冒険』だけではなく、今回紹介した本は入手困難なものが多いです。よく考えると、30年以上前の本ばかりなんですね。
ともあれ、これで既発表分の掲載は終了です。今後は新たな原稿を書いていくことになります。『ショートショートの世界』で割愛した書誌情報はもちろん、やはりページ数の関係で載せられなかった書影もばしばしアップするつもりです。
次回からは「ショートショートの迷宮(第○回)」というタイトルではなく、内容をそのまま記事のタイトルにします。
by 高井 信 (2009-03-10 09:57)
圧巻。「外泊」いや「該博」という言葉は、先頃亡くなったSF作家アーサー・C・クラークのためのものかと思っていましたが、高井さんにも当てはまりそうですね。「推理クイズ」中学生ぐらいの頃何冊か買ったなあ。いずれアップされるんでしょうか。今から楽しみです。(ひょっとしてアップを見落としてないかな)
by 草上 仁 (2009-03-15 12:55)
草上さん、いらっしゃいませ。
「水陸イス」いや「推理クイズ」はまたいずれ書きます。いつになるかわかりませんけど。気長に待っていてくださいね。
しばらく忙しくて、更新が滞りそうです。すみません。
by 高井 信 (2009-03-15 15:07)