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『鉄人奪還作戦』

 いきなり春になったかと思うような陽気でした。
 近所回りをあれこれ、あれこれ。あまりに暖かくて気持ちがいいので、思わず散髪に行ってしまったり(笑)。締めくくりは近所のブックオフ散歩です。
◎原作・横山光輝/漫画・さとうふみや『鉄人奪還作戦』講談社・KCDX(07)
 かの『鉄人28号』のリメイクです。最近、私が子どものころに夢中になったマンガがいくつもリメイクされています。気にはなるものの巻数が多かったりすると、手を伸ばすのは躊躇してしまいます。
 この『鉄人奪還作戦』のリメイクは知りませんでしたが、巻数表示がなく――
 お、1巻完結か。それなら読みたいな。
 というわけで、購入することにしました。
 帰宅して、あっという間に読了。
 あ、なるほど。金田正太郎が鉄人を手に入れるまでの話ですか。
 オリジナルとの相異点はありますけれど、これくらいでしたら許容範囲です。昔からの読者としても、楽しく読むことができました。
◎横山光輝『鉄人28号』4~9巻/光文社文庫(96)
『鉄人奪還作戦』を手に取る前、1巻から9巻までが売られているのを見ていました。発売されたとき、1~3巻までは買ったのですが、そこで中断。ずっとそのままでした。
 今日も買う気はなかったのですが、『鉄人奪還計画』を買うことにした勢いで、ついでにこちらも……となった次第です。
 全12巻。残る3冊も、またいずれ。それと、『続・鉄人28号』はどうしよう。
鉄人奪還作戦.jpg 鉄人28号.jpg
『鉄人28号』1~3巻は以前から所有している本です。古本(4~9巻)はだいぶ背が焼けています。まあ、20年近く前の本ですから、仕方ないですね。
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『創作の極意と掟』ほか



 行きつけの新刊書店に行ってきました。
◎筒井康隆『創作の極意と掟』講談社(14)
 筒井康隆の創作指南! おおおっ!
◎「創作の極意と掟」冊子(非売品)
 店長が「こんなのあるよ」と。
◎「本」2014年3月号
 講談社のPR誌。店長が「筒井さんが『創作の極意と掟』のことを書いてるよ」と。
創作の極意と掟.jpg 冊子.jpg 本3月号.jpg
◎文藝春秋編『もっと厭な物語』文春文庫(14)
『厭な物語』文春文庫(13)の続弾。このとき以来、手に取るのを楽しみにしていました。
◎眉村卓『発想力獲得食』双葉文庫(14)
 ショートショート30編収録。三一書房版(95)の文庫化。元版の書影も掲載しておきましょう。表紙の絵がカップヌードルから丼(うどん)に変わっていますね(笑)。
 この本に収録されている「星氏システムの実験」は星新一のショートショートにインスパイアされ、独自の作品に発展させたもの。作品中にそのストーリーは紹介されているものの、タイトルは書かれておらず……。となると、タイトルが気になります。調べて、「試作品」(『きまぐれロボット』収録)と判明しました。安堵。
もっと厭な物語.jpg 発想力獲得食(文庫).jpg 発想力獲得食.jpg
◎「本の窓」2013年8月号、12月号。2014年1月号
 小学館のPR誌。亀和田武の連載「60年代ポップ少年」が掲載されています。この記事のコメント欄参照。
本の窓8月号.jpg 本の窓12月号.jpg 本の窓1月号.jpg
 帰りにはブックオフに寄りました。
◎週刊文春編『傑作ミステリーベスト10』文春文庫PLUS(01)
「二十世紀傑作ミステリーベスト10」「2000年傑作ミステリーベスト10」「七七年から九九年まで 傑作ミステリーベスト10全回顧」。
◎東雅夫編『怪獣文藝』メディアファクトリー(13)
 この表紙は、明らかに大昔の怪獣本を意識していますね(嬉)。(→この記事参照)
◎「新映画秘宝Vol.4 スタークラッシュ 大宇宙映画放浪編」大洋図書(02)
 映画のカタログ本、好きですねえ。お、『バンパイアの惑星』も紹介されているぞ(嬉)。
傑作ミステリーベスト10.jpg 怪獣文藝.jpg スタークラッシュ.jpg

【追記】3月1日

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映画『クリープショー3』


 映画『クリープショー3』を観ました。昨日DVDを買い、その夜に観るつもり(→この記事参照)でしたが、いろいろあって1日遅れ。
 調べてみますと――
『クリープショー』1982年
『クリープショー2/怨霊』1987年
『クリープショー3』2006年
 第2作から20年近くが経って、いきなり第3作が作られたわけですね。2006年って、つい最近ではないですか。そんなに新しい作品だったとは。
 第1作は傑作で、第2作はそうでもないけど、まあ悪くはなくて……。第3作に過大な期待をするのは禁物です。そういうスタンスで臨んだのは正解でした。
 オムニバス・ホラー(全5話)として、一応の水準はクリアしていると思います。――もっとも、まったく怖くないですけどね(笑)。恐怖よりも不条理の色が濃いような……。それに、笑いの要素も強くて……。
 真摯なホラー映画ファンの評価は低いような気もしますが、こういうの、私はけっこう好きです。

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お買い物あれこれ

 またも記事の更新が滞っております。
 お買い物報告をば……。
◎佐藤弓生『うたう百物語』メディアファクトリー・幽ブックス(12)
 短歌に触発されて書かれた掌編集。
 数多くの人の短歌が使われていて、山尾悠子、倉阪鬼一郎、穂村弘、夢野久作、村山槐多、栗本薫……。そして、おお、藤原龍一郎!
◎佐藤優・原作、伊藤潤二・作画、長崎尚志・脚本『憂国のラスプーチン3』ビッグコミックス(11)
 つい先日、1巻と2巻を買いました。その際、
> 大好きな伊藤潤二ではありますが、どうやらノンフィクションらしく、手を伸ばしかねていました。とりあえず2巻まで読んでみて、気に入れば最後まで読もうと思います(全6巻)。
 と書きました。
 めちゃ面白くて、読み始めたら止まらず。うおー、続きを読みたいぞ! ――と思っていたところに、さっそく第3巻を見かけ……。
 帰宅するまでに読み終えていました(嬉)。
◎小島功『オシャカ坊主伝②』双葉社・ACTION COMICS(73)
 この記事にも書きましたけれど、小島功の絵はいいですねえ。好きです。
◎塩田丸男『マユツバ語大辞典』新潮新書(07)
 マユツバ語とは「眉に唾をつけながら聞かないといけない怪しい言葉。いかがわしい言い回しのこと」とのこと。
 ぱらっと目次を眺めたら「不適切」が採り上げられて、塩田丸男はこれを見事に一刀両断。実は私、「不適切」という言葉を聞くたび、「適切じゃないのは認めるけれど、悪いことでもないよね」的な感覚を覚え、心のなかで「違うだろ」と思っていたのですよ。この項目を立ち読みしただけで満足だったのですが、お礼に買わせていただきました。――って、105円の古本ですけれど(苦笑)。
 ほかの項目も面白いです。
歌う100物語.jpg 憂国のラスプーチン3.jpg オシャカ坊主列伝2.jpg マユツバ語大辞典.jpg
◎DVD『クリープショー3』
『クリープショー』は大好きで、第1作、第2作は(ビデオですが)所有しています。恥ずかしながら、第3作もあるとは知りませんでした。見た瞬間、迷わず購入。
 今夜、観るつもりです。
クリープショー.jpg クリープショー2.jpg クリープショー3.jpg
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レイ・ハリーハウゼン(ほぼ)制覇

 相変わらずオリンピックな毎日が続き、記事の更新が滞っています。いやしかし、冬季スポーツに特に関心があるわけでもないのに、オリンピックとなると観たくなるのはなぜなんでしょう。理由は不明なれど、このときばかりは自分が日本人であることを再確認しちゃいます(笑)。
 とはいえ、本を読んでないわけでもないし、映画を観てないわけでもないんですよね。ただ、記事を書く気がしないだけで。
 あまりにも更新の間隔があいてしまうのは訪れてくれる方々に申しわけないので、最近のマイブームを少し。

 1月半ばから、レイ・ハリーハウゼン(→訃報記事)が特撮を担当した映画を断続的に観ています。
 そもそものきっかけは、このブログでもお馴染み、山本孝一さんです。
「昔のモノクロ作品が3本、カラーライズされていて、これがよくできているんですよ~」
「へえ。そうなんですか」
 カラーライズと聞いて思い出すのは『ウルトラQ』です。いやあ、見事に着色されていましたねえ。(→この記事
 さっそく『水爆と深海の怪物』カラー版を鑑賞。――おおおーっ!
 続いて『地球へ2千万マイル』カラー版。――おおおおおーっ!
 さらに『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』カラー版。――おおおおおおおーっ!
 いずれも以前、オリジナル(モノクロ映画)を観たことがありますけれど、(例によって)細かいことは忘れています。新鮮な気持ちで楽しめました。
 ハリーハウゼン特撮の映画、けっこう観たよなあ。ほかに何を観たっけ。
 記憶を頼りに、観たことのある映画を挙げてみますと――
月世界最初の人間.jpg『シンドバッド7回目の冒険』
『シンドバッド黄金の航海』
『シンドバッド虎の目大冒険』
『アルゴ探検隊の大冒険』
『タイタンの戦い』
『恐竜100万年』
『SF巨大生物の島』
『原子怪獣現わる』
『ガリバーの大冒険』
 こんなところでしょうか。
 ついでにネット検索し、ハリーハウゼンの主要作品をチェック。
 ほほお、『猿人ジョー・ヤング』『恐竜グワンジ』『H・G・ウェルズのSF月世界探検』を観れば、ハリーハウゼンの主要作品(ほぼ)制覇と考えてよさそうです。
 3作くらいなら……というわけで、『猿人ジョー・ヤング』『恐竜グワンジ』の順で観て、そして昨夜、『H・G・ウェルズのSF月世界探検』!
 コミカルなタッチのSF映画で、楽しく観ることができました。(原作はH・G・ウェルズ『月世界最初の人間』です。右上の書影はハヤカワSFシリーズ(62)版)

 思い返せば……。最初にハリーハウゼンを意識したのは『シンドバッド虎の目大冒険』でした(→この記事)。あれから40年近くが経って、(ほぼ)制覇! 感無量と言うと大袈裟ですが、ちょっぴり感慨に耽っております。
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DVD『ミステリー・ゾーン』など

 ちょっとした打ち合わせがあり、外出。昨年8月7日の記事で――
>うち2件は、かなり楽しい打ち合わせ。1件は10月で決定しているけれど、もう1件は未定。実現するといいなあ。
 と書きました。未定だった1件、なんとか実現することになりまして、その最後の打ち合わせです。内輪の企画なので具体的には書きませんけれど、かなり嬉しいです。
 ついでにブックオフを覗きました。
◎佐藤優・原作、伊藤潤二・作画、長崎尚志・脚本『憂国のラスプーチン1』ビッグコミックス(10)
◎佐藤優・原作、伊藤潤二・作画、長崎尚志・脚本『憂国のラスプーチン2』ビッグコミックス(11)
 大好きな伊藤潤二ではありますが、どうやらノンフィクションらしく、手を伸ばしかねていました。とりあえず2巻まで読んでみて、気に入れば最後まで読もうと思います(全6巻)。
◎DVD『ミステリー・ゾーン』4、6、7、8、9
 アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『ミステリー・ゾーンDVDコレクション』のDVDです。創刊号(→ここ)は買ったものの、2号以降を買い続けるか否か、迷っていました(現在も迷っています)。とはいえブックオフで見かけてしまえば、買っちゃいますね(笑)。冊子はなくてDVDのみの販売ですが、これはDVDだけあれば充分です。
憂国のラスプーチン.jpg ミステリー・ゾーン.jpg

【追記】2月17日
 あ、そういえば、トム・ゴドウィン「冷たい方程式」も……と、『ミステリー・ゾーンDVDコレクション』のサイトをチェック。
 おお! 80号に収録されるのですね。これは絶対に買わなければ!

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TVドラマ『星新一ミステリーSP』


 今夜9時からです。お忘れなく。
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『バッタ君町に行く/スーパーマン』

 2日前に買った「幽」vol.20に、高橋葉介『ヘビ女はじめました』の広告が載っていました。「幽」に連載した作品をまとめたものとのこと。
 この号には、おそらく姉妹編と思われる『アン・デッドはじめました』が掲載されています。これが滅法面白く、しかも、たった6ページの作品でして――おお、ショートショート!(嬉)
 当然のごとく『ヘビ女~』を読みたくなり、近所の書店に出向きました。毎度のことながらマンガの探し方は全くわからず(苦笑)、店員に在庫チェックを頼んだところ――
 あら、店内在庫なし。問屋にも在庫なし。
 仕方ないな。ネットで買おう。
 帰宅して、アマゾン検索してみたら――
 えー? 在庫なし? 昨年11月22日発売の本が? マーケットプレイス(古本)はあるけど、定価より高いし……。
 発売から3ヶ月も経たずに品切れなんて、いくらなんでもサイクルが早すぎるんではないかなあ。

 書店では目的を達成することはできませんでしたが、嬉しいこともありました。
バッタ君町に行く.jpg 宝島社のDVDブックのアウトレットセールをしていたのです。アメリカの古いアニメ(『バックス・バニー』『フィリックス』『ベティ・ブープ』など)、日本のアニメ(『ジャングル大帝』『ブラックジャック』『あしたのジョー』『ドカベン』『ジャングル大帝』など)、実写も『ほんとうにあった怖い話』とか……。 『キャスパー』も売っていて、この店で定価で買った人間としては、ちょっぴり悔しかったりして(笑)。
 適当に見繕って購入。そのうちの1冊は『バッタ君町に行く/スーパーマン』です。フライシャー兄弟による、『バッタ君町に行く』は長編アニメ、『スーパーマン』は短編が13本(計108分)。両方とも日本語吹替えなのが嬉しいですね。
 ここのところテレビはオリンピック専用チャンネルと化していましたが、久しぶりにDVDを再生してみようかしらん。『スーパーマン』は少し前にも観たので、『バッタ君町に行く』から。――と思いつつもオリンピックを観てしまうのでしょうねえ(笑)。

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SF映画のムック

 ぽかぽかと暖かく、陽気に誘われるまま、近所のブックオフを散歩してきました。
 映画コーナーにSF映画関連のムックが大量に……。値段を見ますと、ほとんどが105円!
フィルム・ファンタスティック1.jpg これはもう、買うしかありません。
◎中子真治・編著『フィルム・ファンタスティック1』講談社(85)
◎中子真治・編著『フィルム・ファンタスティック2』講談社(85)
◎中子真治・編著『フィルム・ファンタスティック3』講談社(84)
◎中子真治・編著『フィルム・ファンタスティック5』講談社(85)
◎中子真治・編著『フィルム・ファンタスティック6』講談社(84)
 編年によるSF映画&TVドラマの資料集。写真満載! これは嬉しいですね。2冊欠けているのが残念ですが、贅沢を言ってはいけません。
フィルム・ファンタスティック2.jpg フィルム・ファンタスティック3.jpg フィルム・ファンタスティック5.jpg フィルム・ファンタスティック6.jpg
◎中子真治『SFX CINEMATIC ILLUSION:3 SFX映画の世代』講談社(85)
◎聖咲奇『電子頭脳映画史』ASPECT(97)
◎『SF映画の世界』近代映画社(91)
SFX映画の世代.jpg 電子頭脳映画史.jpg SF映画の世界.jpg
 たま~に、とはいえ、こういうことがあるから好きです。>ブックオフ
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『80年代 悪趣味ビデオ学の逆襲』ほか

『5分後に意外な結末』シリーズ(学研)の担当編集さんと会いました。
 仕事の打ち合わせということだったので、何か具体的な依頼があるのかと思っていましたが、それはありませんでした。まあ、いくつか提案はさせていただきましたし、私のこともわかっていただけたと思います。具体的な形での依頼をお待ちしております。

 編集さんと別れたあと、ブックオフへ。
◎パット・マーフィー『落ちゆく女』ハヤカワ文庫SF(90)
 昨夏、『ノービットの冒険』ハヤカワ文庫SF(01)にサインをいただきました。
◎東雅夫編『現代怪談実話傑作選 私は幽霊を見た』MF文庫(12)
◎「幽」vol.20(14)
 特集「怪談文芸アメリカン」に惹かれて購入。
 うわあ、紀田順一郎と荒俣宏の対談だあ(嬉)。
落ちゆく女.jpg 私は幽霊を見た.jpg 幽vol20.jpg
 続いて新刊書店へ。
◎カミ『機械探偵クリク・ロボット』ハヤカワ・ミステリ文庫(14)
『機械探偵クリク・ロボット』ハヤカワ・ミステリ(10)の文庫化ですが、初訳コント2編が増補されています。
 帯にはカミ『三銃士の息子』の予告が! ハヤカワ・ミステリにて4月に発売予定だそうです。うおおおおおーっ!
◎池澤春菜『乙女の読書道』本の雑誌社(14)
 カバー写真は、おそらく著者の書棚。ハヤカワ文庫と創元SF文庫がずらりと並んでいます。うちの本棚にもハヤカワや創元の文庫がたくさんありますが、背の色が全然違うなあ(笑)。
◎別冊映画秘宝『80年代 悪趣味ビデオ学の逆襲』洋泉社MOOK(13)
80年代 悪趣味ビデオ学入門!』の続編。楽しすぎます!
 ぱらぱらと眺めると、今回もまた知らない作品多数。欲求不満に陥ります。ん? 『悪魔の凶暴パニック』はDVD化されてるよ~ん。
機械探偵クリク・ロボット.jpg 乙女の読書道.jpg 悪趣味ビデオ学の逆襲.jpg
 文春文庫『もっと厭な物語』も買いたかったのですが、初回入荷分は売れちゃったみたいで、見当たりませんでした。また次回に。

【追記】
 オリンピックをテレビ観戦しながら『80年代 悪趣味ビデオ学の逆襲』を眺めています。
 おほっ、『2001 銀河のシンデレラ』だ。
>残念ながらジャケットは入手できず。しかし誰が作ったんだと思ってしまう
>ダサい80'sなものでした。
 どんなジャケットなのか。うちにビデオがあるので、お見せしましょう。
 個人的には好きですけどねえ。
銀河のシンデレラ.jpg
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TVシナリオ『遊星人M』など

 古本を2冊買いました。
◎原作:香山滋/脚色:魚住大二『テレビドラマ 遊星人M 作品解題』日本初期SF映像顕彰会(09)
 昭和31年~32年にかけてテレビ放映された香山滋・原作ドラマ(全13話)のシナリオ復刻版! うひゃあ、こんな本が出てましたか。
 ブログでも何度か(たとえば、ここ)書いていますように、私は香山滋が大好き。この番組、観たいけれど、無理でしょうねえ。
◎石山透『続・時をかける少女』復刊ドットコム(11)
 ありゃ、この本が再刊されていましたか。知りませんでした。もちろん元版は持っています(→この記事)けれど、見てしまって、しかも安ければ買ってしまいます(苦笑)。
遊星人M.jpg 続・時をかける少女.jpg
 以上。
 買ったのは2冊だけですが、満足です。
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「あたしくらい冷たい人はいないの」

 尾川健くん(ブログでお馴染み)が「あたしくらい冷たい人はいないの」と印刷されたカバーのかけられた文庫本を送ってくれました。手紙も同封されていて――
 へえ。リーディングスタイルという書店(丸の内)で、「100 characters」というフェアが開催されているのですか。当該書の一節を印刷したカバーをつけ、書名がわからない状態で販売するという、要するに「ほんのまくら」(この記事参照)みたいな企画です。
あたしくらい冷たい人はいないの.jpg
 カバーを外すと……。それを書くのは野暮というものでしょう。拙ブログの読者でしたら、多くの方が「あ。あれか」と見当がつくのでは?
 尾川くん、いつもお気づかいいただき、ありがとうございます。感謝感謝。
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映画『ヴァンプ』

 映画『ヴァンプ』を観ました。コメディ・タッチのヴァンパイア映画です。1986年の作品。

 どうしてこんなに古い作品を観ようと思ったか、と言いますと……。
 先日、レンタルビデオショップで、『フライトナイト2』なるタイトルを見かけたのですね。おお、ついに2もDVD化か! と手に取ったところ、そうではなく、リメイクのようです。な~~んだ(笑)。(この記事参照)
 またいずれ借りようということで帰宅。なんとなくコメディ・タッチのヴァンパイア映画を思い浮かべていて、はっと『ヴァンプ』が脳裡に浮かんだのです。『フライトナイト』ほどではないですけれど、これも好きですね。『フライトナイト2』より面白かった印象が残っています。
 ストリッパーが実はヴァンパイア! こういう設定の映画は昨今では珍しくないですが、当時は斬新でした。さまざまなバリエーションのヴァンパイア映画を観てしまった現在でも楽しめるか、一抹の不安はあったものの、それは杞憂に終わりました。
 いま観ても、面白かったです。さほど知られているとは言えない映画ですが、ヴァンパイア映画の秀作と思います。これはリメイクされないのかな。
 あ、そういえば『ヴァンプ2』なんてのもあったなあ。どんな話だっけ?(笑)
 観た記憶はあって、しかし印象は残っていません。たぶん私好みではなかったのだろうなあとは思いますけれど、全く覚えていないとなると、いささか気になります。
 ずいぶん前にビデオ録画した記憶がかすかにあり、探してみましたら――おおっ、ありました!(嬉)
 近いうちに観ることにしましょう。
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映画『マニアック』


 私の映画に関するおもな情報源はTSUTAYAやゲオでもらえる情報誌(フリーペーパー)です。
「TSUTAYA CLUB MAGAZINE」2月号を眺めていたら――
紹介記事.jpg
 うっひゃあ!
マニアック.jpg あの『マニアック』(1980年)がリメイクされていたのですか。しかも、明後日(2月4日)にはレンタル開始。知らなんだ~知らなんだ~。
 オリジナル版の日本公開は1982年とのことですが、私が観たのは劇場ではなくレンタルビデオですから、もう少しあとです。いやはや、なんと言いましょうか……と言葉に詰まってしまうような映画でしたね。
 そうですか。あれ(この記事の冒頭に予告編)をリメイクしますか。
 観ないほうがいいような気もしますけれど、いずれ観てしまうことは間違いありません。予習として、オリジナル版のビデオを取り出してきました。
 超久しぶりに再鑑賞し――
 やーっぱり陰鬱な映画ですねえ。う~~~~む、このスプラッタ・グロ描写(トム・サヴィーニ!)が現代の特撮技術で甦りますか。ラストの阿鼻叫喚シーンも再現されるのかなあ。されるとしたら、どのように……。
 まあ、観てのお楽しみであります。

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