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モンブラン149

 堀晃さんの日記を読みに行ったら――
 おおっ、モンブラン149!
 若き日、憧れの万年筆でした。当時の定価は25000円くらいでしたか。貧乏学生に手が出せる代物ではなく……。
 大学3年のとき、SF専門誌「奇想天外」でデビュー。確か2作目の原稿料で、意を決して買ったのです。この万年筆でどれだけの作品が生み出されたことか。
 ペン先が潰れ、2本目を買いましたが、ほどなくしてワープロ時代が訪れ……。あまり使わないまま、現在に至っています。もう使うことはないでしょうけれど、2本とも大切にしています。
モンブラン149.JPG

【追記】
 処女長編『名古屋1997』も、もちろんこの万年筆で書きました。この原稿はファイルに綴じて保存してあります。
名古屋1997.JPG
 ちなみに、このころはパーカーで書いていました。高校の入学祝い。3000円くらいと思いますが、それでも高校生にとっては超高級品です。
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