SSブログ

「宇宙塵」終刊号

 SF同人誌「宇宙塵」204号が届きました。終刊号です。2010年に主宰の柴野拓美さんが亡くなり、いつかこの日が来るだろうと思っていましたが、実際に終刊号を手にすると、胸に込み上げるものがあります。高校時代に入会して以来40年間、ずっと会員だったのです。(この記事参照)
 終刊号は、柴野さんの追悼集『塵もつもれば星となる 追憶の柴野拓美の別冊というか姉妹編というか。掲載されている論考、インタビュー、座談会――どれも読みごたえがありますし、さらには付録DVD「『宇宙塵』等各号表紙及び掲載記事一覧」! これは貴重な資料ですね。
 いずれ「柴野拓美さんを偲ぶ会」サイトに通販のお知らせがあると思います。入手ご希望の方は、チェックしてみてくださいね。
宇宙塵.jpg 宇宙塵(付録).jpg
 さて。
 今日は所用で出かけていました。この炎天下、自転車で30キロ弱(笑)。いやあ、暑かったですねえ。
 新刊書店に寄り――
◎真鍋博・星新一『真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち』ちくま文庫(13)
 新潮文庫(83)の再刊。これ、楽しい本だよなあ。いくらでも続刊は出せるわけで、第2弾、第3弾を期待します。あ、できるものなら『和田誠のテラリウム 星新一の挿絵たち』も。
◎澁澤龍彦訳『暗黒怪奇短篇集』河出文庫(13)
『幻想怪奇短篇集』河出文庫(13)の姉妹編。
真鍋博のプラネタリウム(ちくま文庫).jpg 真鍋博のプラネタリウム(新潮文庫).jpg 暗黒怪奇短篇集.jpg
 ブックオフにも寄り――
◎戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』文春文庫(94)
 著名人のユーモア逸話集。文庫版(全4冊)の最終巻です。ついでなので、全巻の書影をアップしておきましょう。
最後のちょっといい話.jpg ちょっといい話.jpg 新ちょっといい話.jpg 新々ちょっといい話.jpg
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。