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PJ傑作集

 たとえばレオポルド・ショヴォーとか、子どものころに出会いたかった作家が何人もいて、ポール・ジェニングスもその1人です。
 ポール・ジェニングスの作品に初めて触れたのは10年くらい前だったでしょうか。ブックオフで何気なく手に取った『PJ傑作集①ありえない物語』巻頭に収録されている短編「シャツも着ないで」です。ざっと読んだだけで、思い切りハマりました。奇妙な発想。ナンセンスでシュールで……まさに私好みの短編だったのです。
 その後、ポール・ジェニングスの短編集――〈PJ傑作集〉を古本屋で見かけるたびに買い求めるようになりました。あっという間に全7巻を収集。

PJ傑作集①ありえない物語』トパーズプレス(94)
PJ傑作集②とても書けない物語』トパーズプレス(94)
PJ傑作集③がまんできない物語』トパーズプレス(94)
PJ傑作集④想像もつかない物語』トパーズプレス(94)
PJ傑作集⑤先の読めない物語』トパーズプレス(95)
PJ傑作集⑥信じられない物語』トパーズプレス(95)
PJ傑作集⑦やってられない物語』トパーズプレス(95)
01ありえない物語.jpg 02とても書けない物語.jpg 03がまんできない物語.jpg 04想像もつかない物語.jpg
05先の読めない物語.jpg 06信じられない物語.jpg 07やってられない物語.jpg
 ぎりぎり児童書の範疇でしょうけれど、大人が読んでも充分に楽しめると思います。異色短編の好きな方々には超お勧め。
 なお、第1巻の帯には「新世代のロアルド・ダールか?」、第2巻の帯には「新世代のレイ・ブラッドベリか?」と書かれています。これは違うような……(笑)。
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