国際SFシンポジウム・名古屋大会
第2回国際SFシンポジウム・名古屋大会に行ってきました。
実行委員長・巽孝之さんの開会宣言に続き、シンポジウム開始です。プログラムは以下。
第1部「SFとジェンダー、少女VS.女」はパット・マーフィーさんの話で始まりました。まずは多湖輝『頭の体操』にあったようなクイズ、そしてトリックアート。どちらも私の大好物で、いきなり引き込まれてしまいました。
続くパオロ・バチガルピさんの話もそうですが、「うん、そうそう」と共感しまくり。国は違っても、SFを書く人間の頭のなかは似ているのでしょうね。
第2部「アジアSF:その可能性」では、 中国やフランスのSF事情&歴史が簡潔に述べられました。私のあまり得意ではない分野ですから、興味津々、聴き入りました。
これだけでも充分に満足なのですが、シンポジウム以外に、私には目的がありました。
【1】YOUCHANさんと名刺交換をする。
ご存じの方もおられるでしょうが、私の名刺にはホシヅルが印刷されています。SF作家クラブ50周年の記念デザインで、YOUCHANさん画。会う機会があれば名刺交換をしようと約束していたのでした。これは会場着と同時にクリア。
【2】パット・マーフィーさん、パオロ・バチガルピさんのサインをもらう。
これはシンポジウム開始前、巽さんに仲介していただき、クリア。わーい。
◎パット・マーフィー『ノービットの冒険 ゆきて帰りし物語』ハヤカワ文庫SF(01)
◎パオロ・バチガルピ『第六ポンプ』新☆ハヤカワ・SF・シリーズ(12)
【3】ファンジンを買う。
昨日、北原尚彦さんからメール。――「会場でパット・マーフィーさんの短編集(ファンジン)が販売されるかもしれない。もしサイン本が買えるようなら、私の分もお願い」
売ってました売ってました。買いました買いました(ほかの人に頼まれた分もあり、計4冊)。並んで売っていた「S-Fファンジン」最新号も(こちらは自分用1冊だけ)。
もちろん、マーフィーさんにはサインをいただきましたよ。>北原さん
◎パット・マーフィー『ロマンティック・ラヴ撲滅記 恋するレイチェル』ジェンダーSF研究会(13)
◎「S-Fファンジン」2013年7月号(復刊3号)
とまあ、目的はこの3つだったのですが、シンポジウムが終わったあと、巽さんと雑談していて、「この会場で面識があるの、巽さんだけみたいです」と言ったら、「え? 中村融さんと会ったことない?」「え? 来てるの?」。
うひゃあ。もちろん、その場で初対面のご挨拶。前からお会いしたかったので、嬉しかったですねえ。
そんなこんなで、とても楽しく有意義なイベントでしたが、一点、残念なことがありました。
終了後のレセプションに誘われたのですが、実は私、自転車で会場に行ってまして……。会場(女子大)の駐輪場に自転車を置いていくわけにはいかないし、酔っ払い運転で帰るわけにはいかないし、この季節にビールを目の前にして我慢するなんて生き地獄だし。
レセプションのことを知っていれば公共交通機関を使ったんですが……。う~~む、残念!
いやしかし、SFのイベントに行って顔見知りが1人だけというのは……。あははは。
実行委員長・巽孝之さんの開会宣言に続き、シンポジウム開始です。プログラムは以下。
第1部「SFとジェンダー、少女VS.女」はパット・マーフィーさんの話で始まりました。まずは多湖輝『頭の体操』にあったようなクイズ、そしてトリックアート。どちらも私の大好物で、いきなり引き込まれてしまいました。
続くパオロ・バチガルピさんの話もそうですが、「うん、そうそう」と共感しまくり。国は違っても、SFを書く人間の頭のなかは似ているのでしょうね。
第2部「アジアSF:その可能性」では、 中国やフランスのSF事情&歴史が簡潔に述べられました。私のあまり得意ではない分野ですから、興味津々、聴き入りました。
これだけでも充分に満足なのですが、シンポジウム以外に、私には目的がありました。
【1】YOUCHANさんと名刺交換をする。
ご存じの方もおられるでしょうが、私の名刺にはホシヅルが印刷されています。SF作家クラブ50周年の記念デザインで、YOUCHANさん画。会う機会があれば名刺交換をしようと約束していたのでした。これは会場着と同時にクリア。
【2】パット・マーフィーさん、パオロ・バチガルピさんのサインをもらう。
これはシンポジウム開始前、巽さんに仲介していただき、クリア。わーい。
◎パット・マーフィー『ノービットの冒険 ゆきて帰りし物語』ハヤカワ文庫SF(01)
◎パオロ・バチガルピ『第六ポンプ』新☆ハヤカワ・SF・シリーズ(12)
【3】ファンジンを買う。
昨日、北原尚彦さんからメール。――「会場でパット・マーフィーさんの短編集(ファンジン)が販売されるかもしれない。もしサイン本が買えるようなら、私の分もお願い」
売ってました売ってました。買いました買いました(ほかの人に頼まれた分もあり、計4冊)。並んで売っていた「S-Fファンジン」最新号も(こちらは自分用1冊だけ)。
もちろん、マーフィーさんにはサインをいただきましたよ。>北原さん
◎パット・マーフィー『ロマンティック・ラヴ撲滅記 恋するレイチェル』ジェンダーSF研究会(13)
◎「S-Fファンジン」2013年7月号(復刊3号)
とまあ、目的はこの3つだったのですが、シンポジウムが終わったあと、巽さんと雑談していて、「この会場で面識があるの、巽さんだけみたいです」と言ったら、「え? 中村融さんと会ったことない?」「え? 来てるの?」。
うひゃあ。もちろん、その場で初対面のご挨拶。前からお会いしたかったので、嬉しかったですねえ。
そんなこんなで、とても楽しく有意義なイベントでしたが、一点、残念なことがありました。
終了後のレセプションに誘われたのですが、実は私、自転車で会場に行ってまして……。会場(女子大)の駐輪場に自転車を置いていくわけにはいかないし、酔っ払い運転で帰るわけにはいかないし、この季節にビールを目の前にして我慢するなんて生き地獄だし。
レセプションのことを知っていれば公共交通機関を使ったんですが……。う~~む、残念!
いやしかし、SFのイベントに行って顔見知りが1人だけというのは……。あははは。
2013-07-25 21:37
コメント(7)
恐れ入ります! 東京大会に出られるか微妙な状況なもので、すごい助かりました。ありがとうございます!
by 北原尚彦 (2013-07-26 05:50)
いつもいつも、あれこれ代理購入していただき、感謝しています。たまにはお返ししないとね。
もうちょっといろいろ溜まったら送ります。
by 高井 信 (2013-07-26 08:11)
いま、思いました。
> いやしかし、SFのイベントに行って顔見知りが1人だけというのは……。あははは。
「ガラケー(ガラパゴス・ケータイ:世界から孤立して、独自の進化を遂げた携帯電話)」なんて言葉がありますが、さしづめ私は「ガラパゴスSFファン」ですね(笑)。
私のSF関係の友人、けっこうそういう人が多いかも。
by 高井 信 (2013-07-26 09:53)
先日はようやく念願かなってお目にかかれてとても嬉しかったです。それから、『ベム Again』もありがとうございました。追悼号だったのですね。高井さんのSFルーツを垣間見たような気がしました。
また名古屋でこんなイベントがあるといいなと思います。今後とも宜しくお願い致します!
by YOUCHAN (2013-07-29 00:09)
おお! YOUCHANさん、いらっしゃいませ!
こちらこそ、お目にかかれて光栄でした。YOUCHANさんとの名刺交換はシンポジウム参加の大きなミッションでしたから。
ただ、本当にご挨拶程度しかできなかったのが残念。またの機会があれば、じっくりと。
あとで、例の英文チラシを持っていって、それにサインをいただけばよかったなあ~と思いました。
これです。
↓
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2012-11-05
by 高井 信 (2013-07-29 08:02)
星新一さんのパンフは、ほんとにカワイイ出来で、私も気に入っています。私も持っていけばよかった~。
シンポジウムの東京大会で、マリナさんとお会いしました。こういう再会があることも嬉しいです。高井さんとも次の機会はいろいろお話したいです!
by YOUCHAN (2013-07-29 11:38)
YOUCHANさんの描かれたホシヅルが抜群に可愛いんですよね。>英文パンフ
会場でYOUCHANさんに会った途端に思い出し、「しまった。持ってきて、観客の皆さんに配ればよかった」。で、帰宅してから、「持っていって、YOUCHANさんにサインを書いてもらえばよかった」。
>シンポジウムの東京大会で、マリナさんとお会いしました。
マリナさん、どんどんSFの人になっていきますね。
>高井さんとも次の機会はいろいろお話したいです!
ぜひぜひ!
by 高井 信 (2013-07-29 14:56)