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映画『残酷メルヘン 親指トムの冒険』


 映画『残酷メルヘン 親指トムの冒険』を観ました。
 親指トムといえば、小人のトムを思い出す方が多いでしょうが、この映画はシャルル・ペロー版の親指トムです。ペロー版のトムは小人ではなくて……。『ヘンゼルとグレーテル』とか『ジャックと豆の木』とか、いろいろな童話・昔話の要素を持つ、けっこうダークな物語です。なぜ親指かというと、生まれたときには親指くらいの大きさしかなかったから、だそうで――って、パンダか(笑)。
 映画は(ラストを除くと)かなり原作に忠実に(残酷なシーンもきっちりと)作られているのではないでしょうか。
 原作は多くの児童書はもちろんのこと、各社の文庫本にも収録されていますから、容易に手に取ることができます。興味のある方はどうぞお読みください。
眠れる森の美女(角川文庫).jpg 完訳ペロー童話集.jpg 長靴をはいた猫.jpg 眠れる森の美女(講談社文庫).jpg
『眠れる森の美女』角川文庫(69)
完訳 ペロー童話集』岩波文庫(82)
『長靴をはいた猫』河出文庫(88)
『眠れる森の美女 完訳ペロー童話集』講談社文庫(92)
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