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「中部皆」合本

 昨年9月14日の記事「筒井康隆ファンクラブの会誌・会報」で――

◎「中部皆」
〈中部皆〉会誌。〈中部皆〉は名古屋近辺に住む〈筒井倶楽部〉会員が作ったグループです。うちにあるのは№1(1977/7/17)~№52(1981/7/24)の大部分(揃ってはいません)です。何号まで出ているのか不明。書影は№1。

 と書きました。
 このファンジンは、初代編集者が若尾天星さん、2代目がMさん(イニシャルにします)です。初代は45号まで編集、2代目は46号から(確実ではありませんが、たぶん)52号まで。これで終わりと思うのですけれど……。
 うちで抜けているのは、初代編集分の数冊です。若尾さんにお願いして、欠号を補填。紙で発行された号は完揃いとなりました。
 え? 紙で発行された? 首を傾げる方も多いでしょう。実は「中部皆」、3号は湯呑み、11号は冷やし中華皿なのです。以前、私も持っていたはずなのですが、家のなかに見当たりません。おそらく誰かに乞われ、譲ったものと思います。
 ともあれ紙の50冊が揃いました。――そうだ! 合本を作っちゃおう(笑)。ほとんどはペラペラなので、50冊でも大きなホチキスなら留められるのです。
中部皆(合本).jpg 思いついたら、即実行。さっそく合本を作りました。
 おお、いいではないですか。
 1977年から1981年って、ほぼ私の大学4年間に合致します。1977年4月に大学入学。上京して、学生寮暮らし。その年の6月に「シミリ現象」が『日本SFショート&ショート選』に収録。大学3年で作家デビュー。1981年3月に大学卒業。――まさに激動の時代でした。
 ぱらぱらと眺めていると、もう懐かしく懐かしくて……。
 あ、そうそう。筒井康隆ファンクラブの会報ではありますが、星コンのレポートなども掲載されています。あの時代、筒井ファンと星ファンは完全にクロスオーバーしていたのです。

 以下、私信です。>尾川健くん
 尾川くん用の1セット、用意してあります。半分くらいはコピーですが、とりあえず全号読めます。またの機会に送りますので、お楽しみに。
コメント(2) 

コメント 2

尾川健

「中部皆」合本! ありがとうございます。筒井倶楽部自体が入ってすぐ無くなってしまった私にとって、中部皆は憧れのひとつでした。お手数をおかけしました。楽しみにしています。
by 尾川健 (2013-07-24 00:11) 

高井 信

 お楽しみいただけると思います。

 尾川くん用は合本にしてません。コピーも含め、ほぼオリジナルのままで送りますので、お好きなように加工してください。
 あ、そうだ。合本用に作った表紙も同封しておきますね。
by 高井 信 (2013-07-24 08:24) 

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