映画『おおかみこどもの雨と雪』
映画『おおかみこどもの雨と雪』を観ました。
狼人間、狼男、狼女、狼少年、狼少女……。いろいろありますけれど、「おおかみこども」ってのは盲点でしたねえ。タイトルを聞いただけでも興味をそそられます。
狼人間の父親と人間の母親の間に生まれた姉弟・雪と雨。人間として育てるべきか狼として育てるべきか、母親は悩みます。人間として生きるべきか狼として生きるべきか、幼い姉弟は葛藤します。2人の選んだ道は……?
これまでの狼人間もののイメージを覆す物語が展開します。ものすごくドラマチックだったりするわけでもないのですが、じんわりと心に沁み入ってきました。雪も雨もいい子だなあ。
いい映画と思います。
はたと思い返せば先日、古賀新一『恐怖のオオカミ少女』立風書房・レモンコミックス(75)を読みました。こちら、正統的な恐怖マンガ。この手のマンガでは楳図かずおが群を抜いていると思いますが、古賀新一もいいですね。『恐怖の猿少女』ほどのインパクトはありませんけれど、面白かったです。
2013-07-16 23:19
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