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映画『ジョーズ・アタック2』

 1ヶ月ほど前、『シャークトパス』という映画を観ました。シャーク+オクトパス。つまりサメとタコの合成モンスターが暴れる映画です。こういう発想は嫌いではないし、どちらかというと好きなのですが、肝心のストーリーが今ひとつで……。

 惜しいなあ、と思っていましたところ、ひょんなことから『ジョーズ・アタック2』(別タイトル『死神ジョーズ』)なる映画を知りました。
 映画データ・ベース「allcinema」の「解説」から一部引用しますと――
>タコとサメを合体させてイルカの知能を持たせた怪物などというふざけた設定
 2010年の『シャークトパス』に対して、『ジョーズ・アタック2』は1984年の映画です。
 そっか~。26年も前に同じような発想の映画があったのかあ。唯一かつ最大の見所が二番煎じとなると、『シャークトパス』の評価はさらに下がってしまうなあ。
『ジョーズ・アタック2』かあ。観たいなあ。――ん? この映画、うちになかったっけ?
 探してみましたら、ありました! 『ジョーズ・アタック』と並んで。――と書くとシリーズものみたいですが、この2本の映画は無関係です。だいたいからして、『ジョーズ・アタック』は1987年、『ジョーズ・アタック2』は1984年の映画。2のほうが先に作られているんですね。しかし、にもかかわらず、このジャケットは……(笑)。
ジョーズ・アタック.jpg ジョーズ・アタック2.jpg
 2本とも観た記憶がなく、いい機会なので観ることにしました。ちゃんと、作られた順番に。
『シャークトパス』ではタコザメが姿を出しまくりでしたが、『ジョーズ・アタック2』では出し惜しみ過ぎ。ちょっと見、化け物タコ映画(懐かしいところでは『テンタクルズ』、比較的新しいところでは『オクトパス』あたり)と違わないですねえ(笑)。ただ、すっごいなあと思ったのは、このモンスターは細胞分裂で増殖するという設定。参った! どうせなら、タコ+サメ+イルカだけではなく、+プラナリアにすればよかったのに(笑)。
 あくまでも私の好みですが、『シャークトパス』よりも数段面白かったです。B級モンスター・パニック映画の楽しさを満喫しました。
 ゲップが出そうなので、『ジョーズ・アタック』はしばらく間をあけることにしましょう。
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

 この記事へのアクセスが多く、首を傾げていましたが、先ほど、録画しておいた『マツコ&有吉の怒り新党』の「新・3大○○調査会」を観て、納得しました。今回は「進化しすぎたサメ映画」で、採り上げられたのは『ダブルヘッド・ジョーズ』『ビーチ・シャーク』『シャークトパス』の3本。この番組を観た人たちがネット検索し、拙ブログに辿りついたのですね。
 ちなみに私、3本とも観ています。こういうの、好きなんです。
by 高井 信 (2013-09-26 23:40) 

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