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『十五少年漂流記』

十五少年漂流記.jpg 子どものころに子ども向けの翻訳を読んで、ものすごく強く印象に残っている小説は数多くあります。その筆頭は文句なしに『巌窟王』ですが、それ以外にも、たとえば『十五少年漂流記』も面白かったですねえ。ご存じ、ジュール・ヴェルヌの傑作冒険小説です。
 小学校低学年のころに児童書を読み、確か高校のころに完訳版を読んだような気がしますけれど、定かではありません。ま、最後に読んだのが35年以上前であることは確かです。
 何を思ったのか、ベルヌ『十五少年漂流記 ながい夏休み』集英社みらい文庫(11)を手に取り、一気に読みました。大きな活字で、イラスト・ページも含めて本文180ページ足らず。抄訳の極致ではありますけれど、それでも面白かったです。やはり傑作!
 で、ふと思い出したのが『明治大正文學全集 第8巻 森田思軒/黒岩涙香』春陽堂(29)です。森田思軒訳『十五少年』と黒岩涙香訳『巌窟王』が1冊にまとめられた、まさに豪華版! 感涙ものでありますよ。
巌窟王/十五少年.jpg 冒険ガボテン島.jpg
 それと、久松文雄のマンガ『冒険ガボテン島』も思い出しました。私はアニメが好きで、夢中になって観ていました。

 くわ~、懐かしい!
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