『星鶴vsマンボウ』
星新一ファンの友人が「星さんの座談会が載ってるよん」と、「大衆文学研究」1962年1月号の画像を送ってくれました。ありがとうございます。
どこかで見たような表紙で、「こんなの、うちにもあるような……。でも、この座談会は載ってなかったな」と沈思黙考すること数秒、すぐに、うちにあるのは「大衆文学論叢」だと気づきました。「大衆文学論叢」の書影はこちらにあります。似てません?
で、肝心の座談会は――
今日泊亜蘭・北杜夫・星新一「座談会 科学小説の夢」
この参加メンバーとタイトルを見た途端、「こんなの、どこかで読んだぞ」。
心当たりを探すと……。ここに載っていました。
星新一・北杜夫『星鶴vsマンボウ』東京エヌ氏の会/1977年10月17日発行
星新一と北杜夫、両者に共通するあれこれを集めた読み物&資料集で、お互いの著書への解説や書評、それに対談や座談会などなどが収録されています。付録には『宇宙船シリカ』の楽譜。
ちょっと読み始めたら止まらず……。読み耽っております。
【註】『星鶴vsマンボウ』はダブル・カバー仕様で、本体に水色のカバーがかけられ、その上にモノクロのカバーがかけられています。
【追記】2012年7月5日
書棚を眺めていて――
あれ? こんな本を持っていたっけ?
と、『狐狸庵vsマンボウ』講談社(74)を手に取りました。
おお! 『星鶴vsマンボウ』はこの装丁を模倣していたのですね。いま初めて気がついたのか、だいぶ前に気がついていたけれど忘れていたのか(笑)。
2012-03-23 11:25
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