『生命のふしぎ』

　星新一『生命のふしぎ』新潮社・Shincho On Demand Books（00）を買いました。初刊本（新潮社・少国民の科学。1959年刊）と並べると、まるで別冊付録みたいに見えます（笑）。
　

【追記】6月17日
『生命のふしぎ』には海外短編ＳＦがあらすじとともに紹介されています。いずれも面白い作品なのですが、残念なことに、作者もタイトルも伏せられています。作者やタイトルが気になっている方、多いのではないでしょうか。
　実は私も気になっていました。いつか機会があれば調べようと思いつつ、ついつい先延ばしにしていて……。
　今回、オンデマンド版を買ったのを機に、調査しました。

　ロバート・シェクリイ「ひる」
　ウィリアム・テン「クリスマス・プレゼント」
　ジョン・ウィンダム「同情回路」
　ピーター・フィリプス「失われた記憶」
　アルフレッド・ベスター「イヴのいないアダム」

　調査協力：山本孝一、です。
　ありがとうございました。

コメント 2

今日は、
私はドイツの大学生なんですが、今星新一について調べています。
もし良かったら、『生命のふしぎ』の目次についてもう少し詳しく教えていただけませんか。

そして、星新一の前編（特にショートショートの全部のこと）に関する情報がインターネットに載っているでしょうか。

ご協力くだされば、本当にありがたいことです。
よろしくお願いします。
クリス
by クリス (2012-05-29 03:01) 

　クリスさん、いらっしゃいませ。
　外国の方からコメントをいただけるとは嬉しいですね。
＞もし良かったら、『生命のふしぎ』の目次についてもう少し詳しく
＞教えていただけませんか。
『生命のふしぎ』は全5章で――
　一、生命についての考え方の歴史
　二、生命のできるまで
　三、生物は進化する
　四、人間という生命現象
　五、未来につづく生命
　――という構成です。
　現在、電子書籍で販売されていますので、詳しくはそれをご覧くださいね。
http://www.shincho-live.jp/ebook/result_detail.php?code=E000631

＞そして、星新一の前編（特にショートショートの全部のこと）に
＞関する情報がインターネットに載っているでしょうか。
　星新一公式サイトに細かいデータが掲載されています。
http://hoshishinichi.com/
「初出リスト」は私が中心になって作りました。全作品が網羅されていると思うのですが、もしかしたら未知の作品もあるかもしれません。現在も調査続行中です。

　以上、ご参考になれば。
by 高井　信 (2012-05-29 08:03)