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西村京太郎の短編

 昨日の記事「訃報:西村京太郎さん」に対して、読者の方が嬉しいコメントを寄せてくれました。
> 短編においても孤島サスペンスと感染症を題材にした「南神威島」や、ヘンリースレッサーを思わせる「優しい脅迫者」、SFとサスペンス、ブラックユーモアを融合させた「アンドロメダから来た男」など優れた書き手の一人であったと思います。
 へえ。どれも面白そう。
 各作品の収録状況をチェックしましたところ、うちにある本では――
◎阿刀田高編『日本ユーモア文学傑作選Ⅰ 笑いの侵入者』白水uブックス(90)
「南神威島」を収録。白水uブックスのユーモア文学アンソロジーは全冊を所有しています。すべて目は通していますが、通読した本は少ないです。「南神威島」は読んでないのか、読んだけど忘れたのか。何十年も前のことゆえ定かではないのですが、覚えてないのですから読んでいようがいまいが同じです。
◎エラリークイーン編『日本傑作推理12選 第1集』カッパノベルス(77)
「優しい脅迫者」を収録。このシリーズも全冊を所有していますが、いずれ必要になるときが来るかも、と思って買ってあるだけで、ほとんど読んでいません。必要となるとき、来ました!(嬉)
笑いの侵入者.jpg 日本傑作推理12選 第1集.jpg
 残るは「アンドロメダから来た男」です。これが一番読みたいのですが、残念ながらうちにはありません。この作品が収録されているのは『11の迷路』講談社(79)、『変身願望』講談社文庫(85)、『麗しき疑惑』トクマノベルス・西村京太郎自選集2(00)、『麗しき疑惑』徳間文庫・西村京太郎自選集2(04)の4冊。
 よっしゃー。西村京太郎狩りじゃあ。――と自転車に飛び乗りました。
次の記事へ続く〉

【追記】3月10日
 顛末はこの記事に。
コメント(4) 

コメント 4

高井 信

「南神威島」を読みました。
 おお、これは面白い。もし読んでいたとしたら忘れることはないでしょう。読んでないこと確定です。
 教えてくださった吉田さん、ありがとうございました。
by 高井 信 (2022-03-08 09:11) 

吉田怜央

 こちらこそ記事にまでして頂いて、ありがとうございます。
 他の作品もぜひ、ご一読してもらえればうれしいです。


by 吉田怜央 (2022-03-08 10:42) 

高井 信

 本当に感謝しています。
 もちろん、読みます!
by 高井 信 (2022-03-08 11:13) 

高井 信

「優しい脅迫者」を読みました。これは傑作ですね。
 楽しませてもらいました。
by 高井 信 (2022-03-09 11:34) 

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