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『変身願望』

 今月7日の記事「西村京太郎の短編」の続きです。
 お薦めいただいた3作のうち、「南神威島」と「優しい脅迫者」は手持ちのアンソロジーで読むことができました。残る「アンドロメダから来た男」は、時間さえかければ収録書籍を見つけることができるでしょうが、そんなに悠長に構えていられる心境ではありません。
 図書館で借りるか。ネット古書店で買うか。考えた末、通販を利用することにしました。
 さっそく注文し、先ほど着。思っていたよりも早く届き、嬉しいです。
◎西村京太郎『変身願望』講談社文庫(85)
 9編収録の短編集。まずはお目当ての「アンドロメダから来た男」を読みました。
 おお、こういう話ですか。懐かしさが溢れるSFアイデア・ストーリーですね。古い感は否めませんが、こういうタイプは好きですから、楽しく読むことができました。
 3作ともタイプの違う佳品で、幅広い作風に感服。この3作を読んだことで、西村京太郎を見る目が変わったような気がします。お薦めくださった吉田さん、ありがとうございました。
変身願望.jpg
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