村田基・著作リスト
お馴染み・大熊宏俊さんが村田基のことを書いておられます(→ここ)。
懐かしいなあ。――と思うと同時に、どんな著作があるのか調べておこうと思い立ちました。
『フェミニズムの帝国』早川書房(88)/ハヤカワ文庫JA(91)
『恐怖の日常』ハヤカワ文庫JA(89)
『不潔革命』シンコー・ミュージック(90)
『愛の衝撃』ハヤカワ文庫JA(92)
『夢魔の通り道』角川ホラー文庫(97)
え? これだけ? 意外に少ないですね。(もし抜けがありましたら、どうぞご教示を)
『不潔革命』を手に取り、パラパラ。表題作は不潔が当然、清潔は悪と考えられるようになった近未来を描いたものでして……。
作中、恋人同士の会話から少し抜粋します。
「今日のあなたはなにかへん」
「そう?」
「あのことをまだ気にしてるの?」
「あのことって?」
「わたしが道ばたでうんこしたこと」
初読時、噴き出しそうになったことを思い出しました。
懐かしいなあ。――と思うと同時に、どんな著作があるのか調べておこうと思い立ちました。
『フェミニズムの帝国』早川書房(88)/ハヤカワ文庫JA(91)
『恐怖の日常』ハヤカワ文庫JA(89)
『不潔革命』シンコー・ミュージック(90)
『愛の衝撃』ハヤカワ文庫JA(92)
『夢魔の通り道』角川ホラー文庫(97)
え? これだけ? 意外に少ないですね。(もし抜けがありましたら、どうぞご教示を)
『不潔革命』を手に取り、パラパラ。表題作は不潔が当然、清潔は悪と考えられるようになった近未来を描いたものでして……。
作中、恋人同士の会話から少し抜粋します。
「今日のあなたはなにかへん」
「そう?」
「あのことをまだ気にしてるの?」
「あのことって?」
「わたしが道ばたでうんこしたこと」
初読時、噴き出しそうになったことを思い出しました。
2013-07-15 10:01
コメント(4)
掲示板に書き込みした後で、検索していて、村田基さんのブログ(とHP)を見つけました→http://blogs.yahoo.co.jp/muratamotoi/2947477.html
当分小説を書く気はないと言っておられます。残念。
by 大熊宏俊 (2013-07-15 11:24)
あ、どうもです。
私も記事をアップしたあとでネット検索し、ブログを発見。記事に【追記】を書こうとしたら、大熊さんのコメントが。
ありがとうございます。
>当分小説を書く気はないと言っておられます。残念。
ほんとですね。
by 高井 信 (2013-07-15 11:49)
私は高校の時に学内のSF同好会に入っていました。
先月、当時の仲間が集まっての飲み会がありました。全員60歳前後です。
漫画家の故・湊谷夢吉君も会員だったので(ファンジンの表紙は湊谷君)彼の奥さんが来てくれたり、かつて元々社から出た最新科学小説全集でハインラインを訳しておられた石川信夫さんの姪っ子も会員だったので来てくれて、濃い話ができたのですが、その席で村田基君の名前も出ました。
彼とは高校が同じで、同じ学年だったのです。
私とはクラスも違いしゃべったおぼえもないのですが、SFMに「フェミニズムの帝国」が載ったころに誰かが「村田基さんって京都出身だけど、山本さんと同じ高校じゃないの?」と言われて初めて気がつきました。
でも村田さんの作品はほとんど読んでいないのです。スペースオペラとかガチャガチャした話が好きな私には難しすぎて…。
先月の飲み会でも村田さんがSFを書いていることをほとんどの人が知りませんでした。
勉強の良くできた生徒だったから、高校の時に我々のやっていたSF同好会を「ばかなことをやっているなぁ」と見ていたのじゃないかなぁ。
私が読んでいないだけで今も書いておられると思っていたのですが。
せっかくの才があるのにもったいない。私からみたら本当にそう思ってしまいます。
by 山本孝一 (2013-07-15 18:29)
えーーーーーーーーっ!!!!!
驚きました。山本さんとは長い付き合いですが、村田基さんと同窓だったなんて初耳です。いやあ、記事に書いて、よかった~。
それにしても山本さんの高校って、すごい人たちが集結していたんですねえ。
村田さんの著作のうち、『フェミニズムの帝国』以外は短編集です。基本的に村田さんの短編はホラーですが、『不潔革命』だけは毛色が変わっています。これはホラーの苦手な人にもお勧めです。
by 高井 信 (2013-07-15 21:55)