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映画『地獄』

 しばらく前から石井輝男監督の映画にハマッています。『盲獣vs一寸法師』や『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』、あるいは『怪談昇り龍』のことは以前に書きました。ほかにも数多くの石井輝男作品を観ています。すさまじい作品が多くて、もう、なんと言えばいいのか(嬉)。
 ブログには書きませんでしたが、『地獄』にも度肝を抜かれました。

 もともと『地獄』という映画は1960年の中川信夫監督作品を嚆矢とします。その後、1979年の神代辰巳監督作品を経て、1999年の石井輝男作品へと続くのです。現世の業を背負った人々が地獄の責め苦を味わうという基本設定は同じですが、「現世の業」が違いますから、必然的にストーリーはそれぞれ独自のものとなります。
 神代辰巳版『地獄』は大昔に観ましたし、その後、DVDでも観ています。これもかなり好きな映画です。
 最後に観たのが中川信夫版なんですが、最も古いくせに、これが一番えげつない(笑)。

 さて。
 なぜこんなことを書いているかと言いますと――
 ほぼ20年周期で新たな『地獄』が作られていることに気がついたからなんですよね。この周期ですと、2019年あたりに4回目の映画化があるのではないか、と。
 もし4度目があるなら、ぜひ三池崇史版『地獄』を観たいなあ。すっごい『地獄』を見せてくれそう。――勝手に期待しちゃいます。『牛頭』『愛と誠』のぶっ飛び感覚は、まさに『地獄』向きと思うのです。
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