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『きまぐれ星のメモ』

 今日、SFファンの友人と会いました。そしたら、
「高井さん、これ知ってます? さっき本屋に行ったら、こんなのがあったんですよ。高井さんが欲しがるかと思って、もらってきました。いります?」
 彼が取り出したのは文庫サイズの冊子。表紙には「レイ・ブラッドベリ」とあり……。すぐにわかりました。晶文社の販促冊子「レイ・ブラッドベリ Live Forever」です。
 おわっ。知ってる知ってる。持ってない持ってない。欲しい欲しい。
 こういう気遣いは本当に嬉しいです。感謝感謝。
レイ・ブラッドベリ.jpg きまぐれ星のメモ(新).jpg
 軽く飲んで帰宅しましたら、星新一『きまぐれ星のメモ』角川文庫(12)が届いていました。
 これも嬉しいですね。ありがとうございます。>編集者さま
 ファンの方ならご存じと思いますが、星新一の最初のエッセイ集です。角川文庫では1971年にも発行されていますので、41年ぶりの新版となりますね。
 これまでの出版経緯は――
 読売新聞社(68)*初刊本です。
 角川文庫(71)*旧版。旧版の解説は大坪直行、新版は大森望です。
 日本図書センター(12)*「人間の記録」の1冊。なんと初版の表紙は、書名が『気まぐれ星のメモ』と誤植になっています。扉や奥付では正しく『きまぐれ星のメモ』。重刷分から訂正されるとの話は聞いていますが、確認はできていません。
きまぐれ星のメモ.jpg きまぐれ星のメモ(旧).jpg 気まぐれ星のメモ.jpg
 日本図書センター版は今年2月、今回の角川文庫(新版)は11月の発行です。初刊から44年も経った本が、同じ年に新たな形で2回も出版されるなんて……。ファンとして嬉しい限りです。
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