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『コンピューターが小説を書く日』

 行きつけの書店に行ってきました。
◎佐藤理史『コンピューターが小説を書く日 AI作家に「賞」は取れるか』日本経済新聞出版社(16)
コンピュータが小説を書く日.jpg 人工知能にショートショートを書かせようというプロジェクト。プロットを作ったり、それを文章に書いたり……そういうことにはあまり興味はないんだけど、AIがどうやってアイデアを生み出すのか、そのアイデアが面白いかどうかをいかにして判断するのか。そういったことには興味津々です。
 私自身、たくさんのショートショートを書いてきたし、もちろん読んでもきましたが、アイデア発生のメカニズムに関しては、よくわからないのです。

【追記】
 ふと、『コンピュータが死んだ日』を思い出しました。書影はこの記事に。
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『荒熊雪之丞大全』

ツイッター1.jpg
ツイッター2.jpg
 おほほほほ。これは素晴らしい。
 荒熊雪之丞シリーズ、読んだ読んだ。読みまくりました。30年以上も前のことゆえ記憶は定かではありませんが、たぶん全作品を読んでいるんじゃないかなあ。
 え~と。今回の本に収録されるのは――
>角川文庫『謎の宇宙人UFO』+徳間文庫『帰ってきた雪之丞』に、早乙女ボンド之介と共演した「支離滅裂殺人事件」
 本棚ごそごそして、本を取り出してきました。どうせなら文庫を並べたかったけれど、「支離滅裂殺人事件」が収録されている『混線乱線殺人事件』は新書版しか見当たらず。
謎の宇宙人UFO.jpg 帰ってきた雪之丞.jpg 混線乱線殺人事件.jpg
 もし荒熊雪之丞を読んだことがないという方がおられましたら、この機会にぜひぜひ!
 ほんと、面白いです。
 お店に行けない方は盛林堂の通販サイト「書肆 盛林堂」にて。

【追記】12月19日
 早川書房版『謎の宇宙人UFO』を発掘しました。サイン入り(嬉)。
謎の宇宙人UFO.jpg サイン.jpg
 角川文庫版は2編増補されています。
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『月夜のバイオリン』

 この記事に――
>◎萩尾望都『月夜のバイオリン 萩尾望都童話の世界』オリオン出版(76)
>  童話17編を収録。新書館での再刊(81)もあるようですが、現物未確認。
 と書きました。
 本日、その再刊版(新書館/81)を入手(下の書影、右側)。嬉しいのですが、目次を眺めて、およよよよ。
 見るからに違うのですな。収録作品数からして、元本は17編であるのに対して再刊版は20編。その改題・再編集版である『銀の船と青い海』も単行本と文庫では収録作品に異同があるし……(この記事参照)。なんというか、めんどくせえことするなあ。
月夜のバイオリン(オリオン出版).jpg 月夜のバイオリン(新書館).jpg
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『殺人予報』

殺人予報.jpg ある方に、田川雅一朗『殺人予報』私家版(71)を譲っていただきました。全12編収録の私家版ショートショート集です。
 この記事に書きましたように、本自体は読みました。しか~し! 現物を持っているのと持っていないのとでは天と地の差があります。感涙! いや、気持ちとしては滂沱に近いですね。じわじわと込み上げてくるものを感じています。
 本当にありがとうございました。心より感謝! 大感謝です。大切にいたします。
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高斎正のカメラ小説集

 昨日(11月30日)はカメラの日だったそうです。メカ小説といえば、この人。1日遅れになってしまいましたが、高斎正のカメラ小説集リストをば。ショートショート集とするには長いけれど、参考資料としてチェックしています。
『透け透けカメラ』講談社(80)/講談社文庫(84)/光文社文庫(03)※14編
『UFOカメラ』講談社(83)/講談社文庫(87)/光文社文庫(03)※21編
『クラシックカメラ十二カ月』ゼスト(00)※12編
透け透けカメラ.jpg 透け透けカメラ(講談社文庫).jpg 透け透けカメラ(光文社文庫).jpg
UFOカメラ.jpg UFOカメラ(講談社文庫).jpg UFOカメラ(光文社文庫).jpg
クラシックカメラ十二カ月.jpg

 高斎正のショートショート集はこちら。『透け透けカメラ』『UFOカメラ』もリストアップしていますが、これは参考書的な意味合いが強いです。
『UFOカメラ』は21編収録か。全体的に長めだけど、この収録作品数は要チェックだなあ。これをリストアップするなら、14編の『透け透けカメラ』も入れとくか。さすがに『クラシックカメラ十二カ月』は外すか。
 というような感じです。
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