SSブログ

『ビフォー60』ほか

 新刊を買う。
◎フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』ハヤカワ文庫SF(16)
 ブラウンの短編集に星新一の訳。買うしかないですよねえ。
◎野口恵子『「ほぼほぼ」「いまいま」?! クイズ おかしな日本語』光文社新書(16)
「ほぼほぼ」って言葉、好きになれません。もちろん使う気にもなれません。
 ネット検索してみると、かなりの人が使っているようですが、たとえばここを読むと、「上司には使わない」という人が多いようです。よろしくない言葉であるという認識はあるみたいで、仲間内でも使わなければ使い分ける必要はないのに、なぜそんな面倒なことを? と不思議に思います。
「いまいま」はつい最近知りました。なんじゃ、そりゃ、ですね(笑)。
「ほぼ」や「いま」で充分と思うんだけど、そうではないのかなあ。なんでも短縮する人たちが、なぜまた2倍に? 理解不能です。
◎岡崎二郎『SF短編集 ビフォー60』復刊ドットコム(16)
 単行本未収録作品集。嬉しい!
さあ、気ちがいになりなさい.jpg 「ほぼほぼ」「いまいま」?!.jpg ビフォー60.jpg
 古本も買う。
◎サバチニ『海の鷹』改造社・世界大衆文學全集(30)
◎ユーゴー『ノートルダムの傴僂男』改造社・世界大衆文學全集(30)
◎スヰフト『ガリバア旅行記 他一篇』改造社・世界大衆文學全集(30)
海の鷹.jpg ノートルダムの傴僂男.jpg ガリバアの旅他一篇.jpg
 若いころ、改造社〈世界大衆文學全集(全80巻)〉の完集を目指していました。そのころに書いたのがこんなエッセイ(→この記事)です。第一期刊行分(36冊)を解説したもの。
 半ばで断念し――というか、〈世界大ロマン全集〉の完集に鞍替えし、20代後半のころにはだいぶ処分しちゃったのですが、ショートショートの資料を集めるために古本屋を回るようになって、気が向くと買うようになりました。なかにはショートショートの資料となる本もあり、それは揃えることができたと思います(→この記事)。
 今日買った3冊のうち『海の鷹』は当時(高校生のころ)、すっごく探したけれど見つけられなかった本です。40年の時を経て、ようやく入手できました。にまにましています。
 数えてみたら、現在うちにあるのは53冊でした(うち3冊はカバー欠)。あと27冊かあ。揃えてみたい気がしないこともないのですが、やめておきましょう。そういえば今日、ほかに何冊か未所有本を見ましたけれど、タイトルを見て、あるいはカバーがないので、買いませんでした。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。