『ネコ氏の遊園地』ほか
ショートショート大賞・贈呈式でお話をした梨子田歩未さん(優秀賞受賞)が2冊の冊子を送ってくれました。彼女が所属する創作グループ〈ショートショート研究会〉のアンソロジー『ネコ氏の遊園地』(8人による8編収録)と、そのメンバー・にゃおっくさんの個人作品集『N氏のネコは 掌編小説集第一巻』(7編収録)です。
さっそく読みました。
皆さん、文章を書くのに手慣れていますね。発想もなかなか面白いものが多く、楽しく読めます。ただ、結末で「お!」となった作品は1編もなく、その点が残念でした。オチが読めるとか読めないとかいうことではなく、「弱い」のですね。短編でしたらこのような終わり方でもいいでしょうけれども、ショートショートとなると、弱い。
ショートショートに重要な3要素は「完全なプロット」「新鮮なアイデア」「意外な結末」と言われています。結末をもうちょっと考えれば(=苦しめば)、もっともっと面白くなるのに……。惜しい!
ともあれ、楽しませてもらいました。梨子田さん、ありがとうございます。
さっそく読みました。
皆さん、文章を書くのに手慣れていますね。発想もなかなか面白いものが多く、楽しく読めます。ただ、結末で「お!」となった作品は1編もなく、その点が残念でした。オチが読めるとか読めないとかいうことではなく、「弱い」のですね。短編でしたらこのような終わり方でもいいでしょうけれども、ショートショートとなると、弱い。
ショートショートに重要な3要素は「完全なプロット」「新鮮なアイデア」「意外な結末」と言われています。結末をもうちょっと考えれば(=苦しめば)、もっともっと面白くなるのに……。惜しい!
ともあれ、楽しませてもらいました。梨子田さん、ありがとうございます。
2016-06-26 18:50
コメント(2)
こんばんは。
くにさきたすくです。
記事での本の紹介、そして私のブログへのコメントもありがとうございました。
研究会メンバーの梨子田さんの方から、アンソロ本をお送りした話は聞いていたのですが、この記事を見た瞬間、頭上に「!」なマークが出ました。
(何時も拝見させて頂いているので、「載せてくれるのではないか」という期待も少なからずありましたが……)
第二弾の企画も進行中です。今度はオチにちょっと趣向を凝らしたテーマになります。メンバーも苦しむことになるでしょう。
と言ってもまだ動き出したばかりなので、頓挫してしまわないように頑張りたいと思います。
by くにさきたすく (2016-06-28 22:10)
くにさきさん、いらっしゃいませ。
皆さんでショートショート界を盛り上げてくださいね。期待しています。
by 高井 信 (2016-06-29 07:29)