レム「君は生きているのか」
私的メモです。
古~い探偵雑誌を眺めておりましたら、あら、こんなところにレムが……。
「探偵倶楽部」1958年1月号にスタニスラフ・レムの「君は生きているのか」という作品が掲載されていたのです(袋一平訳)。
へえ、1958年か。もしかしたらレムの日本初紹介かもしれないなあ。
さっそく読んでみました。だいぶ前に読んだ記憶がありますが、いったいどこで読んだのか。もちろん「探偵倶楽部」ではありません。
この作品のその後が気になり、簡単に調査してみました。
①スタニスラフ・レム「君は生きているのか」袋一平訳
「探偵倶楽部」1958年1月号
②スタニスラフ・レム「君は生きているか?」袋一平訳
「SFマガジン」1962年8月号(32号)
③レム「きみは生きているか」袋一平訳※現物未確認
『ヨン博士の航星日記』集英社・ジュニア版世界のSF/1973年3月
④スタニスラフ・レム「おれは誰だ!?」深見弾訳
「SFマガジン」1977年4月号(221号)
⑤スタニスワフ・レム「ミスター・ジョンズ、きみは存在しているのか?」深見弾訳
『すばらしきレムの世界1』講談社文庫/1980年10月15日発行
⑥スタニスワフ・レム「ミスター・ジョンズ、きみは存在しているのか?」深見弾訳※現物未確認
『レムの宇宙カタログ』大和書房/1981年3月発行
以下、ざっと眺めただけですが。
①と②は同じです。③は現物未確認ですが、おそらく①②と同じでしょう。
⑥は現物未確認ですが、おそらく⑤と同じでしょう。
①②と④あるいは⑤とは、似てはいますけれども、明らかにテキストが違います。④と⑤も違います。
これはいったい……? ――というところで、調査は呆気なく行き詰まりました。もう寝る時刻でもありますし(笑)。
気が向いたら、継続調査をしようと思っています。
【追記】11月4日
起床して、確認しました。――うわ。昨夜、なんということを書いてしまったのか。
①②④は同じ作品でした(おそらく③も)。ただし④では改稿されているようですが。
⑤は①②④とは別の作品でした(おそらく⑥も)。
お詫びして、訂正させていただきます。
こんな勘違いをしてしまったのには理由があるのですが、ここで言いわけしても仕方がないですね。
申しわけありませんでした。改めて、記事をアップする際には慎重にならなければ、と反省しています。そして、ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない、とも。――自戒を込めて。
【追記2】
「宇宙塵」176号(1975年7月15日発行)に、スタニスワフ・レム「おれは誰だ!? ―サンドイッチはパンか?―」(深見弾訳)が掲載されているのを発見しました。私が最初に読んだのは、これだったのかもしれません。
【追記3】
さらに!
中村融さんがとっくの昔に! →ここ
この記事を削除したい衝動に駆られていますが、自戒のため残しておきます。
古~い探偵雑誌を眺めておりましたら、あら、こんなところにレムが……。
「探偵倶楽部」1958年1月号にスタニスラフ・レムの「君は生きているのか」という作品が掲載されていたのです(袋一平訳)。
へえ、1958年か。もしかしたらレムの日本初紹介かもしれないなあ。
さっそく読んでみました。だいぶ前に読んだ記憶がありますが、いったいどこで読んだのか。もちろん「探偵倶楽部」ではありません。
この作品のその後が気になり、簡単に調査してみました。
①スタニスラフ・レム「君は生きているのか」袋一平訳
「探偵倶楽部」1958年1月号
②スタニスラフ・レム「君は生きているか?」袋一平訳
「SFマガジン」1962年8月号(32号)
③レム「きみは生きているか」袋一平訳※現物未確認
『ヨン博士の航星日記』集英社・ジュニア版世界のSF/1973年3月
④スタニスラフ・レム「おれは誰だ!?」深見弾訳
「SFマガジン」1977年4月号(221号)
⑤スタニスワフ・レム「ミスター・ジョンズ、きみは存在しているのか?」深見弾訳
『すばらしきレムの世界1』講談社文庫/1980年10月15日発行
⑥スタニスワフ・レム「ミスター・ジョンズ、きみは存在しているのか?」深見弾訳※現物未確認
『レムの宇宙カタログ』大和書房/1981年3月発行
以下、ざっと眺めただけですが。
①と②は同じです。③は現物未確認ですが、おそらく①②と同じでしょう。
⑥は現物未確認ですが、おそらく⑤と同じでしょう。
①②と④あるいは⑤とは、似てはいますけれども、明らかにテキストが違います。④と⑤も違います。
これはいったい……? ――というところで、調査は呆気なく行き詰まりました。もう寝る時刻でもありますし(笑)。
気が向いたら、継続調査をしようと思っています。
【追記】11月4日
起床して、確認しました。――うわ。昨夜、なんということを書いてしまったのか。
①②④は同じ作品でした(おそらく③も)。ただし④では改稿されているようですが。
⑤は①②④とは別の作品でした(おそらく⑥も)。
お詫びして、訂正させていただきます。
こんな勘違いをしてしまったのには理由があるのですが、ここで言いわけしても仕方がないですね。
申しわけありませんでした。改めて、記事をアップする際には慎重にならなければ、と反省しています。そして、ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない、とも。――自戒を込めて。
【追記2】
「宇宙塵」176号(1975年7月15日発行)に、スタニスワフ・レム「おれは誰だ!? ―サンドイッチはパンか?―」(深見弾訳)が掲載されているのを発見しました。私が最初に読んだのは、これだったのかもしれません。
【追記3】
さらに!
中村融さんがとっくの昔に! →ここ
この記事を削除したい衝動に駆られていますが、自戒のため残しておきます。
2014-11-03 23:26
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