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映画『君よ憤怒の河を渉れ』

 映画『君よ憤怒の河を渉れ』を観ました。西村寿行原作、1976年の映画です。
 タイトルだけは数限りなく見聞きしていて、面白そうとは思っていましたが、なぜか映画を観る機会がないまま、時が流れていました。
 いやあ、すごい映画でありますね。論理的な思考なんて知ったことか、常識もヘッタクレもない――そんな世界で、息もつかせぬストーリーが進行します。
 とにかく、面白い。2時間半という長尺映画でありながら、その長さを全く感じさせず、あれよあれよという間にエンディングを迎えました。
 突っ込みどころは満載ですが、関係者たちはそれは百も承知でしょう。
 面白ければいいんじゃい。文句あるか。――そんな声が聞こえてくるような気がします。
 大満足!

 どうでもいいけど――
「気違い病院」なんてセリフには驚いたなあ。この言葉が特に問題ではなかった時代の映画なんですね。
 んで、その気違い病院での緊迫した場面で、妙に明るい音楽が流れていたのは、何か意図があるのかなあ。
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