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映画『金星人地球を征服』

 映画『金星人地球を征服』を観ました。ロジャー・コーマン監督、1956年作品。

 タイトルは知らなくても、“金星ガニ”の映画といえば、わかる人にはわかるのではないでしょうか。
 私が“金星ガニ”の存在を知ったのは中学生のときだったか高校生になっていたか。以来、数限りなく映画スチール――その魅力あふれる姿(笑)を目にしましたが、映画を観る機会には恵まれませんでした。ようやく鑑賞できて、感無量。
 ゲテモノ映画と思っていて、確かにそうなんですけれど、それだけではないですね。
 金星人が地球を侵略するために、地球人を洗脳します。――おお! もろに私好みではありませんか(嬉)。
 観ている間、非常に楽しく過ごすことができました。
 この映画にはリメイク『金星怪人ゾンター』があります。近いうちに観るつもりです。

金星怪人ゾンター.jpg【追記】1月27日
 そんなわけで、映画『金星怪人ゾンター』を観ました。ラリー・ブキャナン監督、1966年の作品。
 う~~~~ん、これは……。オリジナルの『金星人地球を征服』を観ていなければ、かなり楽しく鑑賞できたと思いますが、オリジナルを観た直後では……。
 ストーリーはほぼオリジナルを踏襲。しかし、あの魅力あふれる“金星ガニ”は踏襲せず、出てくるのは、よくわからんオリジナル・クリーチャーになっちゃってます。
『金星人地球を征服』は1956年、『金星怪人ゾンター』は1966年の映画です。――オリジナルから10年の年月を経ているわけで、たとえば特撮技術など、格段の進歩を遂げていてもよさそうなのに、この映画の場合は……。
 はっきり言って、オリジナルの劣化コピー映画としか思えないのでした。残念。
 DVDのジャケットには「こんな最低映画を待っていた!? B級映画ファンに贈る問題作!!」と書かれています。逆説的な煽り文句と思いますけれど……ノーコメント(苦笑)。

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