ローラン・トポールの作品集
ローラン・トポール、ロラン・トポル、ロラン・トポールと、いくつかの日本語表記がありますが、ここでは私が最も馴染んでいるローラン・トポールとさせていただきます。
ローラン・トポールといえば、ブラックユーモアの作家として有名ですが、その表現方法はショートショートだったりヒトコママンガだったり……。すなわち、ショートショートの見地からも要注目の作家(小説家・マンガ家)です。
ショートショート集の邦訳は2冊――『リュシエンヌに薔薇を』早川書房・世界の短篇(72)、『カフェ・パニック』創元推理文庫(88)があります。後者には本人によるイラストが多数収録。
ヒトコママンガ集には澁澤龍彦編『マゾヒストたち』薔薇十字社(72)があります。ヒトコママンガの多くにはセリフがあったりキャプションが添えられていたりしますが、トポールの場合、文字は一切ありません。絵のみで勝負しています。見るからに痛そうな作品がずらり。
トポール単独の作品集ではありませんが、早川書房編集部編『ブラック・ユーモア選集 第6巻 外国篇(短篇集)』早川書房(70)/早川書房(76/改訂版)、水野良太郎編『ブラック・ユーモア 傑作漫画集』早川書房(71)も特筆すべきでしょう。前者は全27編中8編が、後者は全ページの約3分の1がトポール作品です。
好きだなあ、トポール。
ローラン・トポールといえば、ブラックユーモアの作家として有名ですが、その表現方法はショートショートだったりヒトコママンガだったり……。すなわち、ショートショートの見地からも要注目の作家(小説家・マンガ家)です。
ショートショート集の邦訳は2冊――『リュシエンヌに薔薇を』早川書房・世界の短篇(72)、『カフェ・パニック』創元推理文庫(88)があります。後者には本人によるイラストが多数収録。
ヒトコママンガ集には澁澤龍彦編『マゾヒストたち』薔薇十字社(72)があります。ヒトコママンガの多くにはセリフがあったりキャプションが添えられていたりしますが、トポールの場合、文字は一切ありません。絵のみで勝負しています。見るからに痛そうな作品がずらり。
トポール単独の作品集ではありませんが、早川書房編集部編『ブラック・ユーモア選集 第6巻 外国篇(短篇集)』早川書房(70)/早川書房(76/改訂版)、水野良太郎編『ブラック・ユーモア 傑作漫画集』早川書房(71)も特筆すべきでしょう。前者は全27編中8編が、後者は全ページの約3分の1がトポール作品です。
好きだなあ、トポール。
2012-02-12 14:02
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