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角川mini文庫

 先日の記事で新潮pico文庫のことを書き、角川mini文庫のことも書いておこうと思いました。
 新潮pico文庫と違って、こちらは全国の書店で販売されていましたし、出版点数も多かったですから、覚えておられる方も多いと思います。通常の文庫本の半分くらいの大きさしかない、紛うことなきミニ文庫です。
 私がショートショートの資料として買ったのは以下の4冊です。
◎高橋克彦『幻少女 珠玉ホラー短編集』1997年3月10日発行
◎高橋克彦『不思議な卵』1999年2月10日発行
◎森瑤子『香水物語』1997年2月10日発行
◎ラフカディオ・ハーン、池田雅之訳編『怪談』1999年4月25日発行
角川mini文庫.jpg
 高橋克彦の2冊はのちに合本(+α)――『幻少女』角川文庫(02)として刊行されています。
 森瑤子『香水物語』は角川書店の同題作品集(93)からの抜粋です。角川mini文庫のあとに刊行された角川文庫版(99)にはすべての作品が収録されています。
幻少女.jpg 香水物語.jpg 香水物語(文庫).jpg
 今回、同じ縮小率で書影をアップしました。角川mini文庫の小ささが際立っています。
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