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『プライベートな星間戦争』

 森岡浩之さんから新著『プライベートな星間戦争』星海社FICTIONS(23)をお送りいただきました。
>新しいスペースオペラ開幕!
 わくわく、ぞくぞくしますね。
 書店に行く機会がありましたら、ぜひお手に取ってみてください。
プライベートな星間戦争.jpg プライベートな星間戦争・表4.jpg
プライベートな星間戦争・帯.jpg
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『インディペンデンス・デイ』ほか

◎原田マハ『インディペンデンス・デイ』PHP研究所(10)
 全24編の連作集。改題・再刊の『独立記念日』PHP文芸文庫(12)は所有。
◎千早茜『おとぎのかけら 新釈西洋童話集』集英社文庫(13)
 サブタイトル「新釈西洋童話集」に惹かれました。
インディペンデンス・デイ.jpg 独立記念日.jpg おとぎのかけら(集英社文庫).jpg
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「THEアニパロ」ほか

 名古屋古書会館で開催中の即売会、最終日に行ってきました。
名古屋古書会館.JPG
◎「THEアニパロ」東京三世社(85)
「SFマンガ大全集」新春増刊号。何気なく手に取ったところ、表紙に「F.BROWN」なんて名前が!
 で、当該ページ(1ページのマンガ)を見たところ、フレドリック・ブラウンとは無関係の様子。なんなんだろうな。首を傾げつつ、とりあえず購入しました。
◎原作:CLAMP/監修:ヤングマガジン編集部『新版xxxHOLiC読本 公式ガイドブック』講談社(06)
 先日、映画『ホリック xxxHOLiC』を観ました(→この記事)が、いまひとつ面白さがわかりませんでした。アニメは面白かったのになあ。
 即売会でこの本を見かけ、グッドタイミング! ガイドブックを読んだら、少しは理解できるかな、と購入。
◎手塚治虫『フースケ』文春文庫ビジュアル版(95)
『フースケ』は奇想天外文庫版(76)、手塚治虫マンガ全集版(79)を持っています。この2種で作品異同があるのは確認済みです。文春文庫ビジュアル版はどうなんだろ。帰宅して確認しましたところ、手塚治虫漫画全集と同じでした。
 3冊とも巻頭に「ペックス ばんざい」が配されています。これ、大傑作&大好きです。
アニパロ.jpg 新版xxxHOLiC読本.jpg フースケ(文春文庫).jpg
 名古屋古書会館の即売会は、今回が今年最後です。
 来年も楽しみにしています。

【追記】
「SFマンガ大全集」(誌名の変更あり)は全冊を所有していますが、増刊号の存在は知りませんでした(あるいは、忘れていました)。増刊号って、「THEアニパロ」のほかにあるのかしらん。
SFマンガ競作大全集.JPG
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『あの世からやってきた犬』ほか

◎ジェイムズ・サーバーほか『あの世からやってきた犬』丸ノ内出版(71)
 犬をテーマにしたアンソロジー。サーバーの3編ほか、ウッドハウス、コーリイ・フォード、ヒュー・ウォルポールなど、全15編収録。短い作品が多く、ショートショート・アンソロジーと言えるでしょう。
◎立沢直也『禁ドン!』小学館(96)
 スプラッタ・ギャグ・4コママンガ集。
あの世からやってきた犬.jpg 禁ドン!.jpg
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『20世紀ホラー映画大全』

 先月観たDVD『20世紀SF映画大全』が楽しく、姉妹編『20世紀ホラー映画大全』を観たくなりました。ホストは同じく、クリストファー・リー。
 それでは、スタートします。
20世紀ホラー映画大全.jpg 20世紀SF映画大全.jpg
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映画『アイアン・スカイ』


 映画『アイアン・スカイ』(2012年)を観ました。
 月の裏側に潜伏していたナチが地球に攻めてくる。
 設定からしてお笑いかと思っていたら、予想以上にお笑いでした。前半はその感覚についていけませんでしたが、後半は慣れてきて、楽しく観られました。
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『オタク用語辞典 大限界』

◎小出祥子編/名古屋短期大学小出ゼミ(2022・2023年度生)著『オタク用語辞典 大限界』三省堂(23)
 名古屋短期大学の大学祭にて手作り本が販売されたと聞いたときから気になっていました。本書はその増補版です。
 ざっと眺めて――ううっ。わからん。知らん。知りたくもない(笑)。用例を見ていると、日本語とは思えません。
 右は加藤主税編著椙女大生が集めた現代若者コトバ事典2016』椙山女学園大学人間関係学部(16)です。比べると、面白い結果が出そうな気がします。
オタク用語辞典大限界.jpg 現代若者コトバ事典2016.jpg
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豊田有恒のショートショート集

 豊田さんのショートショート集(および、それに類する本)を集めてみました。ダブっている角川文庫は異装版です。『サイボーグ王女』にも異装版がありますが、未入手。いずれ見かけたら買おうと思っています。
豊田有恒ショートショート集(文庫).JPG
豊田有恒ショートショート集(単行本).JPG
豊田有恒・角川文庫(異装版).JPG

【追記】
 この本が抜けていました。申しわけありません。
夢の10分間.jpg
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訃報:豊田有恒さん

 豊田有恒さんの訃報に接しました。先月28日ご逝去。享年85。
 豊田さんとのあれこれはあちこちに何度も書いていますので、繰り返すことはしません。
 豊田さんと初めてお会いしたのは、詳しい日時は定かではありませんが、1977年です。そして最後にお会いしたのは今年5月21日です。あのときは、まさかこんなに早く別れのときが来るなんて思いもしませんでした……。

 実は私、先月8日、豊田さんから「末期癌で、長くない」とのメールをいただいていました。その文面たるや、まさに遺書。読んでいて、涙が止まりませんでした。ほんと、作家の文章力は恐ろしいです。
 以下、その日のツイートです。
ツイッター.png
 そして翌日、奥さまから電話があり、詳しいことを伺いました。話しながら、また涙が……。
 他言無用とのことで、苦しかったです。ようやく解禁ですが、こんな解禁、少しも嬉しくありません……。

 豊田さん。
 本当にお世話になりました。最後まで可愛がっていただきました。
 もう悲しくて、淋しくて。
 ご冥福をお祈り申し上げます(涙)。
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『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』

 立原透耶編『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』新紀元社(23)を編集部よりお送りいただきました。ありがとうございます。
『時のきざはし 現代中華SF傑作選新紀元社(20)に続く、「現代中華SF傑作選」の第2弾。前巻と同様、480ページの大著です。背文字が横書きなんて……。
 それはともかく立原さん。また素晴らしい仕事をされましたね。ブラボー。
宇宙の果ての本屋.jpg 時のきざはし.jpg 現代中華SF傑作選.jpg
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映画『マルチバース・アルマゲドン』


 映画『マルチバース・アルマゲドン』(2022年)を観ました。
 アサイラム映画に出てくるモンスター――巨大なサメやワニ、タコ、ピラニアなどが世界の各地で大暴れする映画です。東京の地下鉄には巨大なヘビが出現。
 映画の出来としてはイマイチですが、それも含めてアサイラム映画。こんなの、よくもまあ作ろうと考えたなあ。考えるだけならともかく、ほんとに作っちゃうとは……。
 その心意気や、よし。そして、好きです。

 ふっと、東宝特撮映画『怪獣大戦争』(1965年)を思い出しました。
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映画『ホリック xxxHOLiC』


 映画『ホリック xxxHOLiC』(2022年)を観ました。
 先日、「猿の手」を題材にしているマンガということで、CLANP『xxxHOLiC③』講談社・YMKCDX(04)を読みました(→この記事)。全く知らないマンガだったので調査してみたところ、アニメ化、実写ドラマ化、実写映画化など、マルチ展開されていることが判明。有名な作品なんですね。
 で、試しにアニメを観てみたら、これが面白い。どんどんハマっていき、無性に実写映画が観たくなったのです。
 へえ。ループものですか。う~~む。ループものは大好きだけど、こういうのではないんだよなあ。マルとモロのイメージがアニメと映画では違いすぎるのもなあ。小学生を起用していたら、ずいぶんイメージが違っていたような気がする。それと、エンディングには驚いたなあ。まさか四月一日(わたぬき/人名)が×××××とは……(伏せ字)。
 結論としては――
 悪くはないけど、アニメのほうがずっと面白いなあ。まあ、原作マンガは(全19巻のうち)1冊しか読んでいない人間の感想ですから、聞き流してくださればいいんですけどね。
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『逡巡の二十秒と悔恨の二十年』ほか

◎小林泰三『逡巡の二十秒と悔恨の二十年』角川ホラー文庫(21)
 単著未収録短編集。「未収録」という言葉に弱いです。
◎いしかわじゅん『東京で会おう』角川文庫(91)
 この表紙絵と帯の「北方謙三氏 激怒!! ………そして激笑。」に惹かれて。あとがきによると、『ロンドンで会おう』という続編があるとのこと。
◎北村薫『ミステリ十二か月』中公文庫(08)
 北村薫のブックガイドは面白いです。
逡巡の二十秒と悔恨の二十年.jpg 東京で会おう.jpg ミステリ十二か月(中公文庫).jpg
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映画『レンフィールド』


 映画『レンフィールド』(2023年)を観ました。ドラキュラのしもべ・レンフィールドを主人公にした、変わった設定の映画です。レンフィールドは虫を食べると強烈にパワーアップします。ドラキュラは出てきますが、ヴァンパイア映画ではないですね。
 最も印象に残ったのは血です。血しぶき! 血のシャワーと言ってもいいくらい、どばどばと。
 これだけ小気味よい血しぶきシーンは久しぶりに観ました。これぞ、まさにスプラッタ映画! 爽快!

 それにしても……。
 昨日はデメテル号で今日はレンフィールド。手を変え品を変え、でありますな。
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『悲鳴でおわる物語』ほか

 本日最終日、〈グッド・バイ ちくさ正文館 本の市〉に行ってきました。
ちくさ正文館・本の市.JPG
 初日にじっくり見ているので、今回はざっと眺めるだけでしたが、意外にたくさん買いました。
◎J・L・ハーリヒィ『悲鳴でおわる物語』角川文庫(75)
 カバー袖に「“奇妙な味”の小説集」と書かれています。全9編収録。
◎中井英夫『人外境通信』講談社文庫(86)
 新装版(10)は持っていますが、帯に誘われ、ふらふらと。
◎中井英夫『人形たちの夜』講談社文庫(79)
『人外境通信』の隣にありました。
悲鳴でおわる物語.jpg 人外境通信.jpg 人形たちの夜.jpg
◎早川書房編集部・編『世界SF作家会議』早川書房(21)
 買っていませんでした。
◎今江祥智『ぱるちざん』大和書房・夢の王国(74)
 今江祥智の短い小説集は見かけると買うようにしています。本書には27編収録。
世界SF作家会議.jpg ぱるちざん.jpg
 ちくさ正文館・本の市での購入は以下の5冊。
 このイベントが終わったら、このビルは解体されるそうです。
 初めてお店に足を踏み入れて約半世紀。お世話になりました。

 その後、上前津まで足を延ばして、海星堂にて1冊。
◎『横山光輝のすべて』辰巳出版・タツミムック(05)
 何度も書いていますように、私は横山光輝の大ファンです!
横山光輝のすべて.jpg
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映画『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』


 映画『ドラキュラ デメテル号最期の航海』(2023年)を観ました。
 さまざまな物語に登場するヴァンパイアには、紳士然としたものとモンスター然としたものがあります。この映画に出てくるのはモンスター然としたヴァンパイアです。海上の船という閉空間のなかでモンスターに襲われる――いわば『エイリアン』型のストーリー。おお、私の大好物ではありませんか。
 ヴァンパイア映画とモンスター・パニック映画が見事に融合した作品。思い切り楽しませていただきました。
(続きがあるよ的なエンディングが気になります)
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『新・自虐の詩 ロボット小雪』

◎業田良家『新・自虐の詩 ロボット小雪』竹書房(08)
『ロボット小雪』竹書房文庫(13)の元版です。文庫は持っていますが、とっても好きな作品ですから、初刊本も持っていたいと思っていました。
新・自虐の詩 ロボット小雪.jpg ロボット小雪.jpg
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グッド・バイ ちくさ正文館 本の市

ちくさ正文館書店.JPG
 本日より開催、〈グッド・バイ ちくさ正文館 本の市〉に行ってきました。
 私が店に着いたのは午後1時過ぎでしたが、店内は移動も困難なほどの大賑わい。本が好きな人、本当に多いんですねえ。なんだか嬉しかったです。
 まずは古書コーナーにて――
◎アイリアノス『ギリシア奇談集』岩波文庫(89)
 こんな本が出ているの、気がつかなかったです。
◎畑山博編『小悪魔辞典』毎日新聞社(89)
 これも知りませんでした。『悪魔の辞典』大好き者としては嬉しかったです。
ギリシア奇談集.jpg 小悪魔辞典.jpg
 続いて新刊在庫のセール・コーナーにて――
◎ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿(全3巻)』岩波文庫(22~23)
 買おうか迷っていた本です。セールとなったら、迷わず!
サラゴサ手稿(上).jpg サラゴサ手稿(中).jpg サラゴサ手稿(下).jpg
 以上。岩波文庫4冊とハードカバー1冊という結果になりました。
 今年の夏、惜しまれながら閉店したちくさ正文館書店、これが最後のイベントになるのでしょう。イベントは明後日までです。興味のある方はぜひ足をお運びください。
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